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躾(しつけ)の3原則


皆さん、躾の3原則ご存知ですか?
小学校の保護者会で、担任の先生からこのような用紙をいただきました。

先ずは、子供さんの生活を振り返って当てはまるところに○をつけてみて下さい。

1.朝起きたら「おはよう」と挨拶をしている。
2.朝ごはんを食べている。
3.食後の歯磨きをしている。
4.名前を呼ばれたら「はい」と返事をしている。
5.集団登校の時間を守っている。
6.友達と一緒に下校している。
7.玄関の靴をきちんとそろえている。
8.学校であった出来事を話している。
9.テレビやゲームの時間を決めている。
10.自分の持ち物の整理整頓をしている。
11.ジュースはめったに飲まない。
12.睡眠時間は8時間以上とっている。

皆さんはいくつ○がつきましたか?
それでは、この中に躾の3原則があります。さてそれは何番でしょうか?

お母さんたちが4人ごとのグループになって考えました。一番重要なのは朝ごはんと睡眠時間で・・・ルールで言えば、集団登校の時間を守ることかな?などいろいろな意見がでました。
あるお母さんが「躾でしょう?」と言われ見事正解を出される班もありました。

答えは
1.朝起きたら「おはよう」と挨拶をしている。
4.名前を呼ばれたら「はい」と返事をしている。
7.玄関の靴をきちんとそろえている。
です。皆さんもいろいろなご意見があるかと思いますが、これは哲学者、教育者でもある森信三先生のお考えとのことです。

子供の自立心や自尊心を育むことはとても重要なことです。
親として社会に出たときに生きていくための知恵を教えていくこと、知識を与えることも重要なことではありますが、子ども自身が自分で考え、行動できる人間に育てること、自分で社会生活を営むことができる基盤を教えていくことも親として大事なことだと思います。

保護者会の中では、少年犯罪の話についても触れられました。
少年犯罪に走る子供たちは、親から道徳や倫理観を教えてもらっていない、親と子のコミュニケーションが取れていない、家庭で糖分を多く摂取している(偏食)などの要因が挙げられるそうです。
家庭内での子供との会話などの触れ合いの大切さを、改めて認識しました。

また、最近の子供たちの言葉使いについての話もありました。
最近、学校内で乱暴な言葉が耳に入るそうです。
乱暴な言葉は相手を不快にするだけでなく、周りもいやな気分にさせます。
言葉のみだれは、心のみだれとも言われます。
日常生活の中でも、職場の中でも、きれいな優しい言葉を使っていきたいと思います。

保護者会を通じて、子供には行動面だけでなく、メンタルな部分での「心の躾」も大事な課題であると改めて実感しました。