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視察:放課後こども教室、小学校の耐震補強、平日夜間小児初期救急診療


 民主党区議団で、上沼田小学校へ放課後こども教室と小学校の耐震補強について、足立区医師会館に平日夜間小児初期救急診療の視察に行ってきました。

 上沼田小学校は、本年度から足立区内5校で先行運用されている放課後こども教室の実施校のひとつです。
 上沼田小学校に着いてから最初に目に入ったのが、小学校全校生徒の写真です。少子化の影響でしょうか、生徒数は1学年、1年生は10名、多い学年で35 名ほどでした。

 上沼田小学校の放課後こども教室は、低学年は全員登録、全校生徒では8割の生徒が参加をしていました。
 ランドセルを置く部屋、遊ぶ部屋、勉強する部屋に分かれ、校庭、体育館、各暖房の入った教室で勉強をしたり遊んだりと各々が好きに過ごします。
 来月からは本木東小学校でも開催され、来年度は区内26校での放課後子ども教室を実施します。

 昨年の代表質問で、放課後こども教室のことを取り上げ、実施予定の前倒しを求めました。 行政側からは、前向きの回答をいただいています。

 放課後こども教室の実施時間は基本的に平日の午後3時から6時まで行われ、土曜日の実施時間は各学校ごとに決められます。
 実際の時間は実施する学校の状況や季節により16時30分までであったりと、時間等については実行委員会で決定されるようです。

 耐震についての説明も受けてきました。
 費用としては、上沼田小学校の耐震補強金額は6000万円程かかったそうです。
 来年は足立区内で15校の耐震補強を行う予定とのことです。


 その後、足立区医師会館に移動。
 こちらでは、1月7日から日本医科大、順天堂大、慈恵医大の先生方でシフトが組まれ、平日の月〜金の週5日、午後7時30分〜午後10時までの間で平日夜間小児初期救急診療として応急的な診療が行われています。

 最近、救急患者の受け入れ拒否、産婦人科、小児科のお医者さんの不足などが深刻な問題になっています。
 夜間、小児救急診療の取り組みは、子どもを持つ親の立場からも大変心強く、助かります。

 今度も、小児救急の更なる拡充だけでなく、産婦人科の救急体制も整えていかなければならないと感じました。
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小学校の耐震補強の様子です。

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足立区医師会館の平日夜間小児初期救急診療です。