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足立区議会民主党の視察

 足立区議会民主党のメンバーで、日暮里・舎人ライナーの「見沼代親水公園駅」、「谷在家駅」と、補助258号線の進捗状況(平野、綾瀬川、東京メトロ車 両基地)の視察に行ってきました。
 それぞれ足立区の担当者から、細かい説明をいただきました。

 その中で、私が昨年12月の代表質問でカラーバリアフリー・カラーユニバーサルデザインを取り上げたことで、実際にすぐに区の担当者が専門家と相談を し、駅の案内表示板や路線マップ等にカラーバリアフリーの導入を進めているとの話がありました。
 すばやい対応をしていただいた区長をはじめ、区の担当者の皆さんには頭が下がります。

 また、区民の皆さんからいただいた意見をもとに調査をし、提案した自分の政策が、確実に実現していくのは、区議会議員として大変うれしいことです。
 今後は、駅の案内板だけではなく、区の施設の案内板や区の広報物の色使いについても、色覚障害(少数派色覚)の方に配慮したものに変えていき、みんなに 優しい足立区が少しでも実現するよう、私もさらにがんばっていきたいと思います。


 話しを視察に戻します。
 駅の視察では、駐輪場の予定地も見学しました。
 谷在家駅では、現在のところ、152台が収容できる駐輪場が整備されています。

 駐輪場には、死角がないよう防犯カメラが多数ついていてセキュリティーにも十分配慮されたつくりになっていました。
(ちなみに、駐輪場は一ヶ月2100円 学割1700円の使用料で、空きがまだあるようでした。)

 駅周辺の放置自転車は、例えば歩道などに放置されれば通行の妨げになるだけでなく、思わぬ事故を引き起こす原因にもなります。
 また、それだけでなく、区長も触れられましたが、いわゆる「割れ窓(ブロークン・ウィンドウ)理論」の考え方を応用すれば、放置自転車が増えれば増える ほど、治安が悪くなり、より重大な犯罪も増えていくことも考えられます。
 軽い気持ちから行う自転車の放置が、その地域の治安そのものを悪くする可能性があるわけです。
 これらの対策には、行政だけでなく、鉄道事業者、商店街、そしてなりより自転車の利用者である区民の皆さんの意識が大切です。


 またまた話しを視察に・・・。
 日暮里・舎人ライナーの駅の視察のあとは、補助258号線の進捗状況について、3ヶ所の視察を行いました。
 平野では地権者の話、綾瀬川ではこの川に架かる架橋についての説明、東京メトロ基地では実際に地下道を歩いてみました。
一番気になったのは、地下道を入ると、出口まで見通せないくらいの長さでした。ここを夜に一人で歩くのは、大変、危険だと感じました。
 また、事故や火災などが起こったときの対策もまだ十分ではないようでした。

 今後、足立区としても防犯・防災の観点から、安全な施設となるよう積極的に取り組んでいく必要があると感じ、担当者と具体的な提案も交えて意見を交わし ました。


 今回は、午後から、内容盛り沢山の視察でした。
前回の視察でも感じましたが、やはり実際に現場に出て、その状況を確認すると、いろいろな問題点だけでなく、それに対するいいアイデアが出てきます。
 何も議員の視察は、遠い所にいく必要はなく、区内でも学ぶべきところ、問題のあるところがたくさんあることを実感しました。

今後も、ひとつひとつ現状を把握し、問題を解決し、誰にでも住みやすい足立区を目指していきたいと思います。
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東京メトロ車両基地の地下です。