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足立区立郷土博物館

 今日は、子供達と足立区立郷土博物館の展示改修の見学会に行ってきました。
 30人ほどの方々が朝から集まり、お昼過ぎまで、館内の説明と見学会がなされました。

 足立区立郷土博物館では、内装および展示物を大幅に入れ替え、3月15日のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めています。
 今回、ユニバーサルデザインに配慮した改修が行われる予定です。
 その一環として、「カラーユニバーサルデザイン」についても、案内標識、パソコンの検索内容など、色弱者の方々にも分かりやすい、正確に情報が伝達でき るような色使いに配慮されたものになるそうです。


 今回、見学できた展示物の中には、住宅難の切り札となった、昭和39年初期の4人家族を想定した第2種都営住宅が再現されたものがありました。
 当時、人口増加により、住宅の建設や区画整理による街づくりが行われ、都営住宅も多く建設されました。
 再現された住宅には、当時の家具や家電なども配置され、とても懐かしい雰囲気でした。
 子供たちにとっては、とても珍しいものであり、子供たちも大喜び。特に小学5年の娘の社会の勉強によかったと思います。


 郷土博物館は、「来て、見て、さわる」ことができて、会話が楽しく弾み、学べて遊べる体験型の博物館を目指すとのことです。
 3月15日のリニューアルオープンを、子どもたちと一緒に楽しみにしています。
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大谷田にある足立区立郷土博物館です。

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昭和39年初期の第2種都営住宅の再現です。木造平屋建ての軒割都営住宅の1個分を復元しています。

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昭和初期には、「肥溜め」がありました。この「肥溜め」は、各家庭から糞尿が回収されると畑の肥料として再利用されたそうです。
父が私に話してくれたことがありますが、父も小さい頃、遊びで夢中になって、友人が(本人も?)この「肥溜め」にボットンと入ってしまうことがあったそうですよ(笑)。

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下町、工業化の原動力、千住の「おばけ煙突」。
200分の1の縮小版です。見る角度によって、煙突が1本になったり複数みえたりと、当時は「おばけ煙突」と言われていました。