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足立区をカラーユニバーサルデザインの先進区に!

 私が、区議会議員になって初めて行った本会議での代表質問で「カラーユニバーサルデザイン導入」を提案し、その後、区長をはじめ、区の職員の皆様のご理 解とご尽力のおかげで、取り組みが進んでいることは、このホームページでも何度もご紹介しています。
 (足立区議会民主党としても、カラーユニバーサルデザインに配慮するよう、予算要望で行政に求めています。)


 本日、午前に総務委員会が開かれ、その場で『足立区カラーユニバーサルデザイン ガイドライン』が完成したとの、担当部署からの報告がありました。
 今後、このガイドラインは、区の職員の皆さんの手に渡り、これからのカラーユニバーサルデザイン(CUD)の更なる取り組みへとつながっていくものと思 います。


 また、区の職員の皆様による「出来るところからの取り組み」も、どんどん進めていただいています。
 そのひとつが、4月から新しくなった「区役所の各館案内表示」です。
 区の組織が4月から新しくなっているために、それにあわせた案内表示を作成する際に、カラーユニバーサルデザインに配慮したものになっています。

 具体的には、各館の色の調整や、色名を表記するなどの工夫がされています。
 これにより、各館の色の区別がつきやすくなり、また、案内などで「緑色の館の3Fです」などのように、色名で案内されても、対応できるようになっていま す。

 本来は、色名のみで案内(説明)をすることは避けるべきですが、実際に多くの場面で、皆さんも「赤いラインに沿って」や「緑色の矢印に従って」、「水色 の用紙」などのような案内をされたことがあると思います。
 そのような場合に、その対象に「色だけでなく、色名を文字で併記」してあると、多様な色覚を持つ人たちにも、対応できるようになります。


 施設の看板や案内表示の取替えとなるとお金がかかることですが、今回のように、「新しく作り直すもの」、「職員の皆さんの手作りのもの」など、小さなと ころからでも確実に取り組みを進めていくことは、結果として全体の意識を高め、大きな取り組みにつながっていきます。


 今後も、区の担当部署の皆さんに提案し、また協議しながら、「カラーユニバーサルデザイン先進区」を目指し、一歩ずつ取り組みを進めていきたいと思いま す。
 この取り組みの趣旨をご理解いただき、進めていただいています区長をはじめ、職員の皆様、本当にありがとうございます。
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今回、新しく製作された「足立区カラーユニバーサルデザインガイドライン」です。
全体で16ページからなる冊子で、色の見え方の例やCUDの実例など、分かりやすく丁寧に説明してあります。

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新しくなった「区役所 庁舎の案内板」です。

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写真では小さくて見みくいですが、各館の色のところに、「色名」が併記してあります。

 

下の写真は、以前の案内板です。

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