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足立区職員啓発活動「職場のハラスメント」実施

 11月10日付けの足立区職員行動指針の取り組みについて、総務部人事課よりご報告がありました。
 以前、10月の決算特別委員会で、私は足立区における「ハラスメントの対策」について、区の執行機関に質問をしました。(決算特別委員会の内容は、今月中に掲載いたします。遅くなってしまい、すみません・・・)。


 それを受けて、総務部総務課・コンプライアンス推進課・人事課で、早速、対応をして下さいました。
 具体的には、人事課の方で、「ハラスメント防止に関する基本事項及び参考資料」が作成され、来年度には、ハラスメントの実情把握をするための取り組みを実際に行っていただけるとのことです。

 現在、区では職員の朝礼やミーティング等を活用して、月に1回程度、足立区職員行動指針にかかる周知・啓発を努めているそうです。
 ハラスメントのない職場づくりのために、また、区民の信頼を獲得できる公務員であるために、一人ひとりの意識が大切です。そのような中で、積極的な取り組みを進めるよう、今回、総務部から資料とともに通達が出されました。

 通達内容は、
 ・どのような行為がハラスメントになるのか、職員が共通認識を持つ。
 ・ハラスメントは、職場の環境を損ない、職員の人権をないがしろにしてしまう。
 ・ハラスメントは本人が我慢したり、周囲が見過ごす等して、
  潜在化する場合が多い。
 ・ハラスメントとなるかどうかの判断は、ハラスメントを受ける
  個人の意向を尊重する視点が必要である。


 資料:あなたの職場にハラスメントはないと言い切れますか?
 〜職員1人ひとりが「ハラスメントのない職場」と感じるために〜

 「ハラスメントをなくすために」
 ハラスメントと意識せず、結果としてハラスメントとなってしまう場合が多くあります。そのため、どのような行為がハラスメントになるか職場全体で共通認識を持ち、ハラスメントを職場からなくそうという職場風土を作り上げることが必要です。
 そしてハラスメントの被害を受けたり、見かけた場合には、我慢したり、放置しないで、声を上げて下さい。上司に相談をして理、相談窓口を活用しハラスメントのない職場にしましょう。

 どのような行為がハラスメントになるか、職場で共通認識を持ちましょう。
 セクハラ・・・異性に対するもの  性的なもの
 パワハラ・・・上司からのもの   職権の乱用によるもの
 モラハラ・・・性格的なもの    静かに継続するもの



 今回、配布された資料の中には、さらに細かくわかりやすく書かれていました。
 また、一番後ろのページには、相談窓口として直通、内線の連絡先、担当係や相談対象者、相談事項が掲載されています。

 人事課が作成してくださった今回の資料の内容を基に、今後、足立区職員行動指針の取り組みの中に導入をしていただきたいと思います。
 そして、足立区としてハラスメントの取り組みを徐々に浸透させ、まずは区役所や議会の内部からハラスメントのない職場環境を作っていければと思っています。


 これとは別に、先日の記事でもご紹介しましたが、現在、民主党内部でも「ハラスメントに対する対策」を進めて頂くよう、意見書を提出し、活動を始めています。
(詳しくは、11月24日の記事をご覧下さい)


 議員と自治体職員、議員同士、また党職員への言動など、ハラスメントの問題が潜在的にある可能性は十分にあります。
 区の職員だけでなく、私たち議員もしっかりとした自覚を持たないといけません。


 今後、党内部からも、私たち議員が共通認識をもち、人権研修を行うなどハラスメントについて研究し、職場におけるハラスメントの減少に向けて、自治体だけでなく、党内部そして国レベルでしっかりとしたルール作り・体制作りができるよう、私も取り組みを続けていきたいと思います。