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文教委員会視察 : 青井中学校 給食試食

 梅島小学校(イタリアン)、綾瀬小学校(中華とフレンチのコラボ)に続いて、今日は青井中学校で「超人シェフのスーパー給食」が開催されました。
 私も文教委員会の後に、委員会のメンバーと一緒に青井中学校を訪れ、実際に試食もさせていただきました。

 これは、現在、区として「おいしい給食日本一」を合言葉に取り組みを進めている事業の一つです。
 中学校で行われるのは、全国初とのことでした。
 この「超人シェフのスーパー給食」での献立は、レシピを共有し、区内の各小学校・中学校の給食時の献立として使われます。


 今回は、テレビや雑誌で活躍されている中嶋貞治氏(新宿割烹中嶋の店長)と区内在住の山口利和氏(川崎市「加賀料理杉の家やまぐち」の店長)を招いて、 全校生徒分の給食を調理していただきました。(シェフ2名・助手3名・調理業務者7名の計12名)

 献立は、「鮭と椎茸の混ぜご飯」「和風ミートグラタン」「粕汁」。

 私は3年生の教室で生徒さん達と一緒に頂きました(笑)。
 皆さん、ちょっと緊張している様子でしたので、私の方から沢山お話しをさせて頂きました。・・・なので、15分位のランチタイムでしたが、お話ししすぎ て、時間が経つのが早かったような気がします。
 もちろん、給食もちゃんと味わいましたよ。(笑)


 今日の給食は皆さん楽しみにしていたようで、残りもあまりなかったように思われます。
 給食後は、別室でのシェフと生徒さん方の交流会があり、多くの質問が飛び交っていました。


 過日、娘が「超人シェフのスーパー給食」のレシピを持って帰宅しました。
 以前、そのレシピを見て、小松菜のスープを作り、美味しいと言って、喜んでくれた娘の笑顔が印象的でした。
 今では、小松菜が好きで、自宅で出すとよく食べてくれます。


 今後、素朴な献立、例えばお母さんが作る、地元で採れたものをたくさん使った「田舎料理」のようなものを中心に献立を作ってもよいのではと思いました。
 また、以前に委員会でも少し発言をいたしましたが、世界には貧しさのために満足に食事を摂ることができない子どもたちもたくさんいます。
 そのような厳しい現実を教え、子ども達自身が考えていくことも、立派な教育だと思います。

 「美味しい給食」と「恵まれない子どもたちの食事」。

 ある意味、対極にある事柄のように見えますが、その根底には「食育」というキーワードがあります。
 今後も、本当の意味での「食育」のあり方をさらに検討しながら、展開していくべきだと思います。
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生徒の皆さんの手作りです。

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スーパーシェフによる給食です。
撮影の後は、おいしくいただきました。

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シェフと生徒の皆さんの交流会の様子です。