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会派提出の予算要望への回答

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 先日、区長室で、足立区議会民主党・無所属が提出した予算要望の回答を頂きました。
 私がライフワークとしている項目も、会派の重要要望として提出させていただいています。

 区長とも直接お話をさせて頂き、私からはユニバーサルデザインをハード、ソフト面で現実に進めて頂き、普及啓発活動にもご理解を頂きたいとの要望をしてきました。

 現在、カラーユニバーサルデザインの足立区の取り組みは全国でもトップレベルに達しました。しかし、教育の分野では進んでいない部分でもあり、ハード面に関してもこれからの部分があります。
 カラーユニバーサルデザインに関しては、全国のお手本といえるものが出来上がっているわけですから、是非とも区長には、神奈川県など他の自治体とも一緒になって、完成度を高める役割を担って頂きたいとお願いをいたしました。
 私自身もこれからもさらに研究し、広くユニバーサルデザインの導入に向けて取り組んでまいります。


 以下、私の提案が取り入れられ、重要要望として提出したものへの回答です。


【要望】ユニバーサルデザインを推進するために条例制定および所管の設置を検討されたい。なお、カラーも含めたユニバーサルデザインに特段の配慮をされ建設されたい。

<総務部>
 区では「外注によるカラー印刷物作成」の際には、各所管でガイドラインの項目によりチェックを行い、カラーユニバーサルデザインに配慮した、印刷物作成に向け取り組んでいます。

<資産管理部>
 すべての人と環境にやさしい建物づくりを推進するため、「足立区公共建築物整備基準」に基づき、ユニバーサルデザインや安全安心、環境、景観、みどりへの配慮のほか、カラーユニバーサルデザインの趣旨も踏まえた総合的な建物づくりを進めていきます。

<都市建設部>
 区では、現在、条例に基づくユニバーサルデザイン・ガイドラインの作成に取り組んでおり、来年度から具体的に事業を推進していく予定です。


【要望】中国残留帰国者等への施策を一層充実されたい。

<福祉部>
 対象となる方々が地域で安定した生活を送れるよう、生活支援事業を拡充していきます。


【要望】早急に保育園の待機児童解消に取り組まれたい。

<子ども家庭部>
 東京都認証保育所や足立区小規模保育室の増設、家庭福祉員の増員、新たな施策としてのグループ保育室モデル事業に加えて、「大規模集合住宅の建築における保育所等の設置の協議に関する要綱」による民設民営による保育所の誘致、集合住宅等の建替にあわせた既存保育所の改修・改築による保育定員増などで、待機児童の解消に努めます。



 上記の他にも、以下のような項目を会派からの予算要望の中に取り入れていただき、回答を得ました。

【要望】商店街の空き店舗を活用した事業等に対する支援を強化されたい。

<産業経済部>
 空き店舗の増加は、まち全体の活力低下につながります。空き店舗対策の一環として「コア個店リニューアル事業」を平成21年度から実施しており、今後も空き店舗の有効活用策として拡充し実施していく予定です。


【要望】河川沿いの歩道や公園などを活用した区民の憩いの場となるドッグランを拡充されたい。
<都市建設部>
 ドッグランについては、以前から河川敷に整備の要望がありますが、駐車場の設置、飛び越え防止フェンスの設置など多くの課題があります。今後、荒川の将来像計画の改訂に合わせて、いろいろな利用団体と意見交換をし、住民合意形成の中で考えていきます。


【要望】駅前の放置自転車問題について更なる対策を区主導で検討されたい。
<都市建設部>
 従来の放置自転車対策事業に加えて、平成22年度より綾瀬、北千住、西新井、竹ノ塚の主要駅で、緊急雇用対策事業を活用した放置自転車対策強化事業を展開しています。
 また、今後は放置自転車対策と駐輪場の管理運営を一体化するなど、総合的な取り組みを進めていきます。


【要望】本庁舎や各福祉事務所ならびに幹線道路の交差点への音響誘導装置の設置を進められたい。
<都市建設部>
 本庁舎に音声ガイドシステムをモデル的に導入することについは来庁者が多いことを踏まえ、検討していきます。
 福祉事務所については、千住福祉事務所と北部福祉事務所に設置しており、今後、他の福祉事務所については、順次設置していきます。交差点への音響誘導装置設置については、公安委員会の所管になるので、担当している区内各警察署に要望していきます。


【要望】夏休み、冬休み等長期休業時における、子どもたちの居場所作りに対して対策を図られたい。
<生涯学習部>
 放課後子ども教室の長期休暇時の取り組みとして、22年度も、一部の学校(高野、上沼田、千寿双葉、千寿桜)で、夏季休業中に数日間(3日~10日程度)実施した実績があります。
 現在、平日の放課後を基本として拡充を進めていますが、その結果を参考として、希望状況の把握と運営体制の検討を行いながら、各実行委員会と協議し、検討していきます。


【要望】特別養護老人ホームの入所待機者の解消に努力されたい。
<福祉部>
 必要度の高い方から入所できるよう、区内特別養護老人ホームについては区で調整しています。
 ベッド数については、平成23年4月開設予定(仮称)ル・ソラリオン西新井150床、平成24年11月開設予定紫磨園は50床増床に向け整備を始めました。今後も新規建設計画を推進し、待機者の解消に努めていきます。


【要望】区独自の不妊治療助成制度を創設されたい。
<衛生部>
 特定不妊治療費助成制度は、段階的に拡充されており、区としても、国や都の動向を見ながら、引き続き都制度の普及・啓発に努めていきます。


【要望】綾瀬駅西口地区のまちづくりマスタープランを作成されたい。
<都市建設部>
 地区環境整備計画を基本に、地区のまちづくりの機運の高まりに合わせて、地区の皆さんとまちづくりを検討していきます。


【要望】綾瀬駅及び北千住駅周辺や繁華街での不法看板や、不法な勧誘など、治安対策の強化を警察に求められたい。
<総務部>
 管轄する警察署と連携を図ると共に、地域の自主防犯活動団体や安全安心パトロール隊等と協働して対策を進めていきます。なお、綾瀬駅周辺地域は防犯重点地区として、防犯対策啓発及び防犯パトロールの強化を実施しています。