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災害・オウム対策調査特別委員会 原発事故に伴う放射線の区民への影響

 今日は、私の所属する災害・オウム対策調査特別委員会が行われました。
 委員会では、原発事故に伴う放射線の区民への影響についてのご報告がありました。


 足立区のこれまでの取り組みは、東日本大震災後の原発事故以来、空間放射線量の監視強化のため、平成11年から毎月1回行ってきた空間放射線量の定点測定の測定間隔を平日毎日とし、その結果を公表しています。
 また、6月1日からは測定地点を5か所に拡充しています。


 国や東京都が安全性の基準値を公表していないため、区としては、国際放射線防護委員会が勧告する平常時の放射線管理基準「年間1ミリシーベルト」を安全の指標値としています。

 これまでの定点測定に加え、東京都より測定機器の貸与を受けて、全ての保育園・幼稚園・小中学校及び公園の空間線量測定を計画的に行い、その結果を公表するとのことでした。
 測定においては高い測量値を得た場合には、専門機関による精密な測定を実施し、放射線による健康被害が懸念される状況があれば、必要な対処も行うそうです。


 放射線測定については、児童館が入っている住区センターなどの側溝や雨どいなどは、放射性物質が集中しているし、ホットスポット化している可能性あります。
 これまでの定点や校庭の中央での測定でなく、子ども達のすぐ近くにこのようなホットスポットとなり得る可能性のある場所の正確な放射線量を測ることも必要ではないか思います。


 区民の皆様の不安を取り除くためにも、また安全で安心な生活を維持するためにも、区として、安全対策はもちろんのこと、正確な情報提供を行っていきたいと考えています。