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子ども施策調査特別委員会 傍聴:子宮頸がんワクチン・ギャラクシティリニューアル

 今日は子ども施策調査特別委員会を傍聴してきました。

 報告事項では、子宮頸がんワクチン接種費用助成事業における助成対象ワクチンの追加についての話がありました。
 国から「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の対象ワクチンの追加」について通知があったとのことです。

 今までは、子宮頸がんワクチンは「サーバリックス2価ワクチン」が対象でしたが、この通知を受けて追加対象ワクチンが「ガーダシル4価ワクチン」も適用されることになりました。
 違いは、「ガーダシル4価ワクチン」の方が予防できるウイルスの「型」が多く、予防できる病気の種類が多いという点です。


 4価ワクチンは、HPV6型や11型も予防でき、尖圭コンジローマをはじめとする性病等の予防にもつながります。
 初回接種の後は、2回目=2ヵ月後、3回目=初回接種から6ヵ月後の接種となっており、3回受けないといけませんが、既に「サーバリックス2価ワクチン」を1回でも接種している場合には、「ガーダシル4価ワクチン」を接種することができません。
 両ワクチンの組合せの接種はできないことになっています。

 また、「ガーダシル4価ワクチン」の助成が9月15日接種時からになりますが、公費助成期間は平成24年3月31日までとなっているため、3回目の接種(初回接種時から半年後)は3月には間に合わず、助成の対象にはなりません。

 「ガーダシル4価ワクチン」を接種する場合には、3回目は自費になります(国の単価基準15939円)。
 報告では、平成24年度の接種費用の助成対象年齢の範囲(平成23年度は中学1年生~高校1年生相当)や年度内に3回の接種を完了できなかった人に対する助成の可否については国の方針が未定との話でした。


 また、この他の報告事項としては、西新井ギャラクシティリニューアル事業として、東京大学大学院理学系研究科 天文学教育研究センター(以下、東大天文センター)との連携事業を実施するとの話がありました。

 東大天文センターが持つ最先端の科学技術や研究成果を活用し、西新井ギャラクシティを拠点として情報を発信し、科学教育や学習支援事業を展開していくそうです。

 最先端の研究を利用して、子ども達の科学の興味や関心を引き出す事業が足立区でできるとの話で、とてもうれしく思いました。
 私も、子ども達を連れて、イベントに参加をしていきたいと思います。