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総務委員会 傍聴① : (成果報告)平成23年度行政評価の反映結果について

 今日は総務委員会の傍聴に行ってきました。
 まず始めに、平成23年9月に区民評価委員会より「足立区区民評価委員会報告書」が答申されました。
 この報告書にある、今後の課題と提言に対する区の取り組みと、重点プロジェクト事業の評価に対する反映結果についてのご報告がありました。


 事業評価については、私も昨年の決算特別委員会で課題点を挙げ、提言をしております。(詳しくは、決算特別委員会の内容の記事をご覧ください。)


具体的な対策として、

○重点プロジェクト事業は、事業再編や進捗状況に伴い変更・修正していくことは想定しており、これを今後徹底していく。

○事業成果を適切に表す指標を設定については、事務局と事業担当課とでヒアリングを実施し、指標設定における課題を整理していくとともに、行政評価に携わる職員を対象とした研修を実施し、指標設定のノウハウや他自治体の参考事例を広く習得させ、より的確でわかりやすい指標を設定していく。

○事業評価の反映については、反映結果報告書から予算の動きも含めた反映結果一覧を加えた。今後も引き続き、事業評価の反映結果をよりわかりやすく区民に周知していく。

○行政評価結果の周知については、今後も広報・ホームページへの評価結果の掲載や図書館等での「行政評価報告書」の閲覧に加え、区民評価委員による「行政評価報告書」を区民に開放し実施していく。

○評価委員の拡充については、平成24年度から区民評価委員会の定数を12名から17名に増員する。
 また、傍聴制度を有効に活用することは、区民の行政評価制度への理解を深め、区政参画を促すことに繋がるため、開催日程など「区民評価委員会の公開」の情報について、広報・ホームページに加えて、登録制によるAメール配信で周知し、傍聴者数の増加に努める。
                        (施策全体に対する課題と提言より一部抜粋)


 以上のように、行政評価を受けての重点プロジェクトの見直し、事業の目標設定のあり方、評価委員の拡充など、私が委員会で提案をさせて頂いた内容が多く盛り込まれ、具体的な取り組みとして進むとのご報告を頂き、大変うれしく思います。


 限られた財源、人員のために、区の事業の検証、選択と集中はとても重要なことだと考えています。
 今後も区の行政評価に基づく事業の仕分けとともに、行政評価のあり方そのものについても、積極的に提案していきたいと思います。