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平成24年度 足立区内 消防団合同点検

今日は雨が激しく降りしきる中、平成24年度の足立区内消防団合同点検が行われました。
今日の合同点検は西新井・千住・足立の3消防団です。

今回の消防団点検訓練は、昨年の3.11を教訓にした、より実践的な訓練です。

今年度からは来賓席のテントを出て、訓練をしているぎりぎりラインの間近で、訓練の様子を拝見させていただきました。雨が激しく降っていたので、我々議員たちもびしょ濡れ状態でしたが、実際に訓練をされている消防団の皆さんが一番大変だったのではと感じるところでした。
(実際の災害時の厳しい状況を想定すると、大雨の際の訓練も大変重要ですね。)

今回、平成24年度は電光表示器(LEDバルーン照明)、特別区消防団専用無線通信機(MCA無線機)、非常用発電機などを新しく配置したそうです。

昨年の東日本大震災では、通信機能の確保が大きな課題の一つでした。

災害時には多くの回線がふさがってしまうため、通信手段が途絶えてしまいます。
大災害時には、電話の通信回路が途絶えても情報連絡を迅速に行うことで、被害対応や避難誘導を含めた指示がスムーズに行えるようにしておかないといけません。

昨年の私の代表質問でも情報連絡手段の確立の重要性について提案をさせて頂きました。
質問では、災害に強く、東日本大震災でも非常に有用であった「衛星電話」の導入を求めています。

今回導入されたMCA無線機は、複数の周波数から自動的に空き周波数を選択して接続する通信方式をとることができるそうです。

想定を超えるような災害に見舞われた場合、混乱を最小限に抑えるためにも、万全な措置を講じなければなりません。

区民の皆様の生命と財産、安心と安全を守るために、あらゆる角度から、防災に強い街づくりを目指し、災害時に強い訓練を日ごろから行うことは大変重要なことです。

また、地域の安心・安全を守るためにも、このように各所管の自治体や消防署、日頃から訓練をされている消防団だけでなく、その地域で暮らす皆さんが連携できるような、地域に根差した即時対応力を蓄えておくことが重要です。

行政としての今後の足立区の防災体制・危機管理のあり方につて、今後もしっかりと考えていきたいと思います。

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西新井消防団・千住消防団・足立消防団の合同点検です。

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今回は間近で訓練を拝見しました。