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インフラ老朽化問題 勉強会

今日は地方議員研究会主催の根本東洋大教授の特別講座に参加してきました。
場所は八丁堀にあるアットビジネスセンターです。インフラ老朽化問題につて勉強をしてきました。
自治体が保有する公共施設は1970年代前後に集中して建設され、老朽化が進んでいる状況です。何れは建て替えが必要でそのピークは2020年代以降になってきます。しかし、古い施設を建て替えることは、財政の負担が重く容易なことではありません。そのような中で今後、10年後には超高齢社会に突入します。今後は公共施設の建て替えにかかる費用以外にも、医療や福祉分野の財政を増加させなくてはならず、この社会保障を下げない限り今後、老朽化した施設の更新に関する投資をすることが困難です。

物理的な崩壊事例として2012年12月に中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故が挙げられます。昨年では北区や港区の区道が陥没しており、3年前の東日本大震災では千住の区道も陥没をしています。

未来を担う子供たちの為にも、私たちは負の財産を残さずに健全な財政と安全なインフラを残していくことが求められます。公共施設やインフラを総合的に判断して政策の転換を図るためには、公共施設等総合管理計画を明確にし、実行していかなくてはいけません。

今後、非常に厳しい財政の中、いかに無駄をなくし限られた財源を有効に分配していくか、財政の負担を軽くしながらサービスの質を向上させインフラ長寿命化計画と公共施設総合管理の計画を明確にし、区民サービスを低下させることなくその仕組みを構築していくか、もっとも問われる課題であると感じました。

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沢山の地方議員の皆様が集まりました。