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成果報告:ライフステージに合わせた発達障がい当事者・家族支援

今年度の行政の事業では、私が議会で提案をした発達障がい者支援施策の3本に予算が付きました。

今回、学習障がいの子ども達に対する有効な教材MIMが、小学校全69校で実施されることになりました。

この学習方法は、障害特性のある一部の子ども達にとって有効なものだけでなく、通常学級における一斉授業の中において、すべての子ども達にとっても分かりやすい教材となるものです。

また、障がい児・者の家族支援として、親から親支援ができるペアレントメンター育成事業が行われることになりました。同じ子育て経験を持つ親が、対等な関係で相談に当たることで、当事者ならではの実体験を通じての助言や支援を行うことができるようになります。鳥取県では先進的に実施されており、その効果が注目されています。

発達障がい特性は、全ての人たちに大なり小なりあるものです。その程度が高いか低いかの問題でもあります。一昔前までは、その特性も個性と片付けられ、社会で不適応状態になっても放置されてきました。しかし、家庭での生活や学校での生活、社会での生活を送っていく上で、本人がとても苦労する、或いは家族や周囲の人たちが疲弊をし苦労をするような状況が出てきたら、個性だと放置せずに支援の方法を考えなくてはならない場合があります。気になる人がまわりにいる場合には、もしかしたら発達障がい特性が隠れているかもしれないということを念頭に置くべきです。それが分からずに放置をしていると、問題行動がますますエスカレートして行きます。

発達障がい特性に関する対応と支援は、特に幼児期が大切です。ライフステージによってそれぞれの課題は変わってきますが、療育を早くにスタートした人は、将来に渡ってその困難性は軽減されます。

既に私が議会で何度も発言をしていますが、通常学級に在籍するLD,ADHD,高機能自閉症なども含めた障がい特性のある児童・生徒に対しては、個々の教育ニーズを把握し、通常学級の中で適切な教育的支援を「特別支援教育」という視点で行うことが大変重要となってきます。

1.早期発見・早期支援。

2.児童精神科医との連携による専門機関の支援。

3.保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・専門学校の教育支援。

4.親から親への支援・ペアレントメンター支援。

この4つの支援を足立区で強力に進めながら、専門機関と家庭、園、学校、地域のネットワークを作り、2次障害・3次障害の発生を防ぎ、発達障がい特性に一早く気付くことができる仕組みと生涯一貫した支援の場を構築していきたいと思います。