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UCDA(ユニバーサルデザインコミュニケーションデザイン協会)アワード 足立区優秀賞受賞

今日は電通ホールで開催されたUCDAアワードの表彰式に伺いました。

UCDA(ユニバーサルデザインコミュニケーションデザイン協会)は、コミュニケーションのデザインにおける品質保障に貢献するために「わかりやすいコミュニケーションのための原則と基準」を設けて独立した第三者機関として認証制度を設け、運営しています。

今回、UCDAアワードの自治体部門で足立区が最優秀賞を受賞しました。介護保険や給付金などの申請書類の自治体選考対象の中で、足立区は「臨時福祉給付金申請」の書類について、情報が整理され、余裕のあるレイアウトと情報が豊富ながらも全体の流れが分かりやすく、専門家、生活者共に高評価で文字サイズ、記入スペースが適切で記入しやすく、総合的な完成度が高いとの評価を得ました。

この給付金は2014年4月の消費増税の際の緩和策の一つとして打ち出された低所得者向けの給付金です。制度が決まってから受け付け開始までの半年間ほどの猶予しかなかったそうです。そのような準備期間が限られている中で、支給対象者を的確につかむ必要があったそうです。対象者には高齢者が多いことも予想されており、問い合わせを減らすためにも、読みやすいレイアウト、見やすい色使いや申請の流れを図などで示すなどの工夫に心がけたそうです。

私が9年前に「行政・まちづくりのカラーユニバーサルデザインの導入」を提案してから、条例化とその推進体制が構築され、足立区は今でも、全国の中で先進自治体としてトップレベルの取り組みをしています。今回、このような形で担当部署の皆様が手掛けられた申請書が第3者機関で最優秀賞を受賞され、本当に名誉なことだと思います。

情報コミュニケーションは、見やすく、分かりやすく、伝わりやすいことが求められます。ユニバーサルデザインコミュニケーションの考え方を取り入れた運用システムを導入する事で、伝達効率を高め、手続きが分かりやすいものになりユーザーの負担が減ります。
足立区の行政の中の申請書や街づくりに関しても、徹底した情報コミュニケーションツールを活用した運用システムを今後もさらに強化し、役所の皆様には推進をして頂きたいと思います。

福祉部臨時福祉給付金担当課の皆様、この度は、UCDAアワードの受賞、本当におめでとうございます。



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電通ホールでUCDAアワードが表彰されました!先ずは基調講演から(笑)。

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右から足立区役所福祉部 平田さん、内田さん、福本さんです。最優秀賞、おめでとうございます!