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学校現場から考える子どもの貧困

今日は午後から中野サンプラザで行われた、勉強会に行ってきました。

「学校現場から考える子どもの貧困」というタイトルで専修大学講師の中村文夫さんの講義です。

 

全国的にも少子化や過疎化による自治体消滅の危機感がある中で、2013年ごろから給食費の無償化が北海道を中心に広がりを見せています。公教育の無償化として、給食費の無償化は、先行して沖縄県与野国町や兵庫県相生市など37の自治体で行われています。

 

家庭の所得や育った地域によって受けられる教育が違うことで子どもが不利益を被るのではなく、義務教育の無償化を具体的実践課題として位置付け、給食費のみならず就学旅行費や教材費なども含めた学校徴収金をなくし、社会が子どもを育てるという視点で考えるべきであるとの話しでした。

 

教育基本法は、現在、無償の範囲は授業料に限定をしています。貧困世帯を多く抱えている足立区において、教育福祉政策としての政策援助制度も検討すべき課題であるとかねてから私は考えています。今後、足立区としても財源との兼ね合いで教育福祉政策として実現可能か、今後、検討していきたいと思います。