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待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会「仮設校舎建設に伴うあやせ保育園の移転について」

今日は待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会があり、「仮設校舎建設に伴うあやせ保育園の移転について」の報告がありました。

今回、仮設校舎建設に伴い、あやせ保育園の移転について区立普賢寺公園(綾瀬2丁目)への仮移転決定がなれていました。しかし、区立普賢寺公園は駅から遠く、立地が住宅街の中にある為、綾瀬駅から離れた区立普賢寺公園まで毎日通うことについては、地元議員として、子どもや保護者の安全面などについて懸念事項がある為、特別委員会で議論をさせて頂いていた所です。

綾瀬駅前にある旧サンポップビルと旧エトセトラ跡地並びにマリアージュは、住友不動産(株)が取得し約350戸規模の集合住宅建設が予定されています。急激な民間開発による影響によって綾瀬小学校の児童数は増加傾向にあり、既存校舎では収容することが困難なことが予想されています。旧子ども家庭支援センター用地に綾瀬小学校の仮設校舎を建設しますが、仮設校舎利用中に既存校舎を解体し、新校舎を建設します。仮設校舎は、綾瀬小学校に続いて東綾瀬中学校も新校舎建設予定がある為、活用します。

良好な保育環境確保のため、昨年の8月時点では学校改築スケジュールを考慮して、あやせ保育園の移転については、区立普賢寺公園への仮移転を区は計画しました。しかし、そのような中で、綾瀬小学校の改築及びあやせ保育園の移転までの期間に若干の余裕が見込まれるようになり、昨年12月から都立東綾瀬公園への移転について、東京都と協議を開始し始めました。

この協議を開始し始めた経緯としては、昨年から、国や東京都が都市公園への保育所設置を以前にも増して積極的に進めるようになった事と、都立公園活用に必要な国家戦略特区の認定機関が大幅に短縮されたため、都立東綾瀬公園への本設移転が可能であることから、移転が一回で済み、園児の安定した保育環境が早期に確保できる為、この度、国家戦略特別区域諮問会議を経て、内閣総理大臣より正式に特区認定をされるよう4月20日の諮問会議にこの案件が提出をされたというわけです。

今後、区域会議で審議後、国家戦略特別区域諮問会議を経て、内閣総理大臣より正式に特区認定されることで、都立東綾瀬公園内の敷地に保育所設置に係る占有が可能となります。しかし、現時点では諮問会議及び特区認定時期はいずれも未定とのこと。

今回の報告を踏まえながら、地元議員としてこの特別委員会を通じて、あやせ保育園の移転が保護者や子ども達の負担にならないよう、さらに議論を重ねながら、より良い場所への移転に向けて、国や東京都そして区に対し、引き続き、全力で働き掛けていきたいと思います。