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足立区民進党 行政視察②福島県いわき市「復興の現状と今後の取り組みについて」

二日目の視察先は、福島県いわき市です。

炭鉱労働者や その家族の雇用創出、 炭鉱以外の新規事業を立ち上げた「ハワイアンズ」で有名な場所です。しかし、今回は復興支援の取り組み状況についての視察できたので、ハワイアンズには全く寄りませんでした。

今回は、お寺でお話を伺いました。
ここ、いわき市でも、東日本大震災の際には、甚大な被害があり、多くの建物の流出、人命が失われました。

現在、いわき市では、震災復興土地区画整理事業が進んでおり、広範かつ甚大な被害を受けた既成市街地(薄磯、豊間、小名浜港背後地など6か所)の復興と防災性に優れた市街地を形成するため、背後の市街地および隣接する農地、山林などを含めた区域に、宅地や道路、公園、防災緑地などを整備している状況です。

住民が住むには適当でないと認められる区域内の住宅については、防災集団移転促進事業により近隣の安全な場所に住宅団地を整備し、集団移転を図ったそうです。

直接現地に足を運びましたが、豊間や薄磯地域では、住宅地などについては、高台や既成市街地を造成し、整備するほか、地区幹線道路や地区内道路、公園などの都市基盤を整備し、市街地環境の形成を図っている状況でした。また、薄磯地区においては、海岸防潮堤をかさ上げし、背後には津波防災緑地を設けるとともに、海岸道路の整備と観光振興の向上を図る取り組みも行われていました。

大災害では、復興事業を円滑に実施するためには、国や県の支援や連携が不可欠となります。
ただ、震災後の視察で伺った際には、国の支援を受けても、現場の状況にあっていない、支援が欠けている、そのような状況を聞き及んでいます。
東日本大震災を教訓として、今後いかなる大震災があってもその教訓が生かされる取り組みへとつながるよう国に強く要望をしていきたいと思います。

今回も、ご丁寧に視察先を組んでくださり、ご説明をくださいました役所の執行機関の皆様には、大変感謝申し上げます。
ありがとうございます。

最後に、娘の話になります。
視察最終日、小名浜港でお土産を買いました。
「どんこ」というお魚です。そのお魚の前でしばしグロテスクなどんこを見つめていたら、お土産屋さんのおばさまに
「もってけ」
と言われました。なんと、7匹で1400円で言いというのです。その安さから、購入することとなり、我が家のお土産になりました。

帰宅してから、3女に見せると、ものすごい怖がって、私にしがみついてきました。
今までに、娘は生まれてこの方、怖いものを見たことが全くない(笑)にも拘らず、生まれて初めて見た「どんこ」という魚の顔がとても怖かったようです。
私たち家族は、3女にむかってまだ一度も怖い顔で怒ったことがないので、娘の反応にとても不思議な感じを受けました。 持ち合わせている本能で、怖いと感じたのでしょうか。

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お寺でご説明を頂きました。

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役所の方が指をさしているラインまで海水が来たそうです。

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ご説明をいただいたお寺の写真。海岸からほど近い距離です。

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住宅を整備している土地で。

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海岸は波が荒かったです。