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待機児童・子供の貧困対策調査特別委員会「未来へつなぐあだちプロジェクト」年次別アクションプランの平成28年度実績及び評価結果について  

今日の待機児童・子供の貧困対策調査特別委員会では、「未来へつなぐあだちプロジェクト」年次別アクションプランの平成28年度実績及び評価結果についてご報告がありました。

 

足立区では、「治安・学力・健康・貧困の連鎖」を4つのボトルネック的課題(克服しない限り区内外から正当な評価が得られない根本的課題)と位置付け、取組みを進めてきました。特に貧困については、親・子・孫と世代が変わっても、その状態から脱することができない「貧困の連鎖」が、より根深い問題であると認識し解決に努めてきましたが、全庁的な取組みには至っていませんでした。

そのような中、平成26年1月に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が施行され、国が子どもの貧困対策に正面から取組む姿勢を明らかにしたのを契機に、足立区でも平成26年8月に対策本部を設置。平成27年度には「未来へつなぐあだちプロジェクト(足立区子どもの貧困対策実施計画)を策定し、本格的な取組みに着手しました。

 

基本理念としては、
• 全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に希望を持てる地域社会の実現を目指します。
• 次代の担い手である子どもたちが「生き抜く力」を身につけることで、自分の人生を自ら切り開き、貧困の連鎖に陥ることなく社会で自立していくことを目指します。
• 子どもの貧困を家庭の経済的な困窮だけでなく、地域社会における孤立や健康上の問題など、個々の家庭を取り巻く成育環境全般にわたる複合的な課題と捉え、その解決や予防に向けて取り組んでいきます。

全庁的な取組みとしては以下の内容で進んでいす。
・予防・連鎖を断つ
・早期かつきめ細やかな施策の実施
・学校をプラットフォームに
・リスクの高い家庭への支援
・NPO等との連携
・国・都等への働きかけ

 

子どもの貧困の「シグナル」を早期に発見し、適切な支援を行うため、妊娠期から切れ目なく対策を実施していくそうですが、まだまだ足立区としてこの施策の乏しさを感じます。
足立区で結婚、妊娠~子育てをしている当事者だからこそ見えてくる足りない支援を今後、自分の気づきや区民の皆様の声と一緒に政策として掲げ実現させ、この足立区が子育てしやすい、住みやすい足立区にしていきたいと思います。

自分が考えている足立区の構想では、自分が体験してきた内容を当てはめながら順次それを実現していきたいという気持ちでいっぱいです。必ずや全国で一番、日本でトップレベルの子育て施策が展開できると自負しています!それを目指して、全力投球で日々区役所の職員の皆様と協力をしながら頑張ります。