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地球環境フェア2019

東綾瀬中学校で、地球環境フェア2019が行われました。

世界中で問題視されている「使い捨てプラスチックごみ問題」。
今年はこのことに着眼点を置いて環境フェアが開催されました。

プラスチックは生産が本格化した1950年代以降、私たちの生活の中で広く普及してきました。軽量で加工しやすく大量生産に適したプラスチックは優れた実用性があるため、さまざまな産業分野に革命をもたらし、生活の利便性を向上させました。周囲を見渡してもプラスチックのない場面など想像できないほど、私たちの生活には必要不可欠な素材ですよね。

現在、世界中で生産されるプラスチックは年間約4億トン。

プラスチック問題は、とても大きな問題です。
2050年、地球の海を漂うプラスチックごみの量は、海を泳ぐ魚の量をこえてしまうと見込まれています。微細なマイクロプラスチックは、処理システムの網の目をくぐり抜け流れ出し、いつまでも海を漂い続けることが指摘されています。テレビでもプラスチックを飲み込んだクジラの死骸やウミガメの鼻にプラスチックごみが突き刺さっている衝撃的な映像が連日、流されています。

今、海洋プラスチックごみの元となる使い捨てプラスチックそのものを減らしていくことが欠かせない、喫緊の課題です。 解決には、国レベルでの施策や連携、地方公共団体の取り組み、企業や市民レベルで意識ある行動が必要です。私たちの生活からプラスチックを全てなくすことは現実的には非常に困難ですが、「使い捨て」を見なおし、プラスチックの大量生産、大量消費、大量廃棄を見直す必要があります。

例えば足立区役所本庁舎の喫茶室の飲料のストローが紙になったこと、みなさん、ご存知でしたか?私たちの日常でも、マイバッグやマイボトルを持ち歩くことが一つの解決策にもなります。

これまでのプラスチックに大きく依存していた私たちの暮らしを見直すことが求められています。プラスチックに依存しすぎない社会を作り上げること。このことが、未来に生きる子ども達世代が安心して暮らせる環境を引き継ぐことにもなります。

現在を生きる私たちの世代の責任をしっかりと追及し、実行することが必要です。

親子で環境について考える機会を身近な場所でという発想は大切です。
今後も足立区全域の小中学校の校舎を借りながら、このような出張環境フェアを行うのも良い取組みであると感じます。

このようなイベントを通じて、今後も区民の皆さんの環境への意識がさらに高まることを期待しております。

環境問題が一過性でなく継続した取組みになるよう、私も議会などで今後も提案をしていきます。

担当職員の皆さま、ご協力をいただいた皆様、本当におつかれさまでした。





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東綾瀬中学校のグランドです。

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体育館の中です。

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ペットボトルのアートです。

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環境マスコットちゃんたちと一緒に記念撮影。

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区役所本庁舎でアイスコーヒーを注文したら紙のストローでした。