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足立・魚沼友好自治体議員連絡協議会

今日は超党派議員のメンバーで足立・魚沼友好自治体議員連絡協議会に行ってきました。

魚沼市と足立区とは昭和57年から事業交流をしており、今年で37年目。
昭和57年10月、旧小出町は子ども交換会をきっかけに足立区と区政50周年の際に友好自治体の提携宣言を結びました。以来、町村合併により誕生した魚沼市と足立区の間においても、各分野における交流と協力が続いています。平成17年4月には「足立区魚沼市友好自治体提携宣言」を同年8月には「災害時総合応援協定」を締結しました。

平成28年度から足立区では毎年、魚沼市のカーボン・オフセットプロジェクトに参加をし購入をしています。
※カーボン・オフセット…日常生活や経済活動において排出されるCO2等の温室効果ガスについて、できるだけ排出量が減るよう努力をした上で、どうしても削減できない排出量を、別の場所で実施された森林整備活動等(プロジェクト)の排出削減・吸収量(クレジット)を購入することにより、埋め合わせるという考え方。

新潟県では、森林整備事業などのCO2吸収活動に資金提供され、地域の森林整備にもつながる「一歩進んだ地球温暖化対策」として、カーボン・オフセットを推進しており、現在、7つのプロジェクトが登録されているそうです。

また足立区の中学生が魚沼市の豊富な自然環境の中で、農業や自然、食文化などの体験や魚沼産コシヒカリの田植え稲刈り体験、また地元住民とのふれあいを通じた食と自然を学ぶ体験学習を行っています。平成19年から3校のモデル実施を開始し、平成22年度からは全中学校本格実施はじまり今年度で10年目を迎えています。稲作体験によって収穫されたお米は、足立区の保育園と小中学校で一斉コシヒカリ給食として、令和元年度は10月25日から11月6日に提供されたそうです。

魚沼市は自然と共存しながらの街づくりです。
自然豊かな新潟県には、様々な野生の動物が生息しています。 その中でも最大のほ乳類である「ツキノワグマ」は、新潟県の自然の豊かさの象徴です。 ツキノワグマは本来おとなしく人間と距離をとって生活しているそうですが、近年、食べ物が少なくなり里山にまで下りてくるようになったそうです。今年も人身被害が発生しているとのこと。ちょうど今朝も熊が市街地に出没し、今年の冬はすでに7名の重軽傷が出ているとのご報告がありました。 人身被害が出ているとのお話があり、大変胸が痛くなりました。

宿泊2日目には、1797年に建てられた豪農の館「目黒邸」の見学に行きました。太い柱や梁といった豪農地帯の農家の特徴を備え、国の重要文化財に指定されています。2009年放送のNHK大河ドラマ「天地人」の最終回のロケ地となった場所です。

また、昼食場所では米詰め体験をさせて頂き、郷土料理を堪能しました。

今回、魚沼市の良さをしっかりと肌で体感し、外気は寒かったですが心は温かになりました。
これからも、足立区の子ども達が魚沼市との交流を通じて新潟県魚沼市の四季の移り変わりや身近な植物や生き物との関わりを持ちながら、おおらかな人に育ってもらいたいと思います。

魚沼市の議員の皆様、そして執行機関の皆様、色々とお心遣いを頂きまして本当にありがとうございました。

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早速のおもてなしを頂きました。

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魚沼市と足立区との事業交流は今年で37年目となります。

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魚沼市自治体議員、執行機関の皆様との懇談会です。

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1797年に建てられた豪農の館「目黒邸」。

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すてきな館。中は寒いです。

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資料館での一コマ。

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年代物ですね。

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昼食場所での米詰め体験。

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2人一組の共同作業で米詰め体験をしました。

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きれいに袋に詰めることができました♪

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郷土料理を堪能させて頂きました。