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文教委員会◇4「児童・生徒の介助員登録者を増やす工夫・改善及び行事介助員を探す際の保護者の負担軽減を求める請願」について

受理番号13 児童・生徒の介助員登録者を増やす工夫・改善及び行事介助員を探す際の保護者の負担軽減を求める請願を単独議題といたします。
何か変化はありましたか。


○支援管理課長    きょうのところまでは、大きな変化はございません。

○古性重則委員長   何か質疑がありますか。


○ぬかが和子委員   介助員の前回申し上げていた時給問題で、交通費込み1,000円だと最低賃金を割りますよと。これはどうなったのでしょうか。どういう状況でしょうか。


○支援管理課長    現在正式にはまだ交通費込みということにはなっておりませんが、工藤副区長のほうからも答弁させていただきましたが、交通費を含めてということで動いております。ということは聞いております。


○こども支援センターげんき所長   若干答弁を修正させていただきます。  会計年度任用職員ということになりますので、今回は交通費などもきちんと出る形になります。そういう方向で、今いろいろな手続的な要項であるとか、その辺の整備を進めているところでございます。


○ぬかが和子委員    交通費出るかは実は凄く大きくて、私やっぱり介助員の方にお話を聞いてきましたら、知り合いの介助員の方が埼玉県に転居して、それでこの仕事好きだけれども、やっぱり自転車では通えないし、交通費ないしということで、ないことが中心理由ではないにしても、一因として、続けるのを断念したという方もいらっしゃるということでは、きちんと是非対応していっていただきたいと思います。
  それと、この陳情の中では、いわゆる行事介助員ということで、前回も質疑させていただきましたけれども、オリンピックの介助の問題で、やはりその介助員さんたちにお話を聞いてみましたら、四肢麻痺の場合や歩行困難な場合は、介助員がいなかったらどうにもならないと、参加できないと。だから、結局そうなると、全員招待ではなく、介助員がいないがために参加できないという実態になってしまうと。これ絶対にあってはいけないことだと思うのですが、現状はどうでしょうか。


○教育指導課長   まだ回答が来ていないところでございますが、1月の上旬には遅くとも配券の確認をするということの情報を得ております。引き続き、区からも強く都に申し入れをしている状況でございます。


○ぬかが和子委員   その前回も、都も一生懸命言っているのだよと。区も強く言ってくださっているのはわかっているのですけれども、実際にもしこれで認められなければどうしていこうと、区は考えているのでしょうか。そのお子さんたちだけは、行かれないということに判断するということですか。


○教育指導課長   いえ、全3年生以上、足立区としては連れていきたいというところですので、一度暫定で決まったとしても、更に行けるような方向で、建設的に都教委のほうに言ってまいりたいと今のところ考えております。


○ぬかが和子委員   だから、言っていっていただきたいし、実現はしていっていただきたいけれども、例えば、結局やはり介助員がいないとそのお子さんたち連れていけないですよね、実態としては。どうなのですか、その辺は、区教委としてはどうお考えなのですか。


○教育指導課長   基本的に、車椅子等を使っていて、歩行困難な方は、必ず出るということで特例は出ています。その状況も伝え、例えば、一度、券が来たときに、更に歩行がとても難しいと、解除員を要するのだというところが、更に話を進めていきたいというふうに考えております。


○ぬかが和子委員   本当、引き続き、全員招待と言って、そういうことで参加ができないお子さんが出ないように、是非最後まで頑張っていっていただきたいと思います。


○長谷川たかこ委員   発達障がい特性のあるお子さんを持つ保護者の方からも、介助員が足りないとの話です。時間数も足りない状況だという深刻なお話をいただいていますが、それに対する具体的な改善策というのは、もう見出されているのでしょうか。


○支援管理課長   まずは介助員という仕事につきまして、まだまだ十分に区民の皆さんに周知できていないと考えておりますので、その点を改善するのがまず1点考えております。 それから、2点目につきましては、現在介助員をやっていただいている方が3月で終わる段階で、引き続きということで、個別に対応させていただくということで、人材を確保できればというのが、現在の状況でございます。


○長谷川たかこ委員   そうすると、まだまだやはり足りない状況は継続しているということをご指摘させて頂きます。時間的な部分で、朝から給食を食べた後、できれば下校するまでを保護者の方は希望されていらっしゃるのですが、その部分について、時間数が足りないというご指摘も複数の保護者からお悩みをいただいています。その点に関しては、どのように改善するおつもりですか。


○支援管理課長   その点につきましては、個別にげんきのほうには学校から連絡をいただきまして、延長ということも含めてやっておりますので、また、厳しい状況の場合につきましては、学校は保護者にも一部お願いというケースも出てくるかとは思っております。


○長谷川たかこ委員  今の回答をお聞きすると、やはりまだまだ区民に対して、周知啓発をしていても登録者数が増えないという現状があるわけなのですよね。ですから、是非この請願に重きを置いていただいて、すぐにでも足立区として取り組んでいただきたいと思います。

 

○こども支援センターげんき所長   本当に人材確保は大変重要な課題でして、私どもも努力していきたいと思っております。ですので、様々な取り組み、いろいろな事業説明会なども含めて、成果が出ている部分も一部あったりもしますので、その辺りの工夫をこれからも重ねていくとともに、大学であるとか、様々な機関にも働き掛けるなど、私どものやれることをこれから更に充実してやっていきたいと思っています。


○古性重則委員長   他にございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則委員長   なしと認めます。 それでは、各会派の意見をお願いいたします。


○かねだ正委員   継続で。


○佐々木まさひこ委員   継続でお願いします。

 
○ぬかが和子委員   前回同様採択で。 


○長谷川たかこ委員   すぐにでも取り組みを進めていただきたいと思っておりますので、採択でお願いします。


○古性重則委員長 それでは、これより採決をいたします。 本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を願います。
[賛成者挙手]
○古性重則委員長   挙手多数であります。よって継続審査と決定をいたしました。