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東京障害者職業能力開発校 視察

今日は小平市にある国立・都営 東京障害者職業能力開発校へ視察に行ってきました。

障害者職業能力開発校では、 一般の職業能力開発施設などで、 訓練を受けることが困難な障害者の方すべてが対象となります。精神障害だけではなく、身体障害者や知的障害者も含まれます。

ここでは、以下の内容を学ぶことができます。
・知識・技能習得訓練コース・・就職に必要な知識・技能の習得を目指します。
・障害者向け日本版デュアルシステム・・就職に必要な知識・技能の習得に加え、職場実習を一体的に行い実践的な職業能力の習得を目指します。
・実践能力習得訓練コース・・実際の職場環境を活用した実践的な職業能力の習得を目指します。
・e・ラーニングコース・・都内在住で訓練施設まで通所が困難な障害者等を対象に、在宅でインターネットを通じてIT技能の習得を目指します。
・在職者訓練コース・・企業等で働いている障害者の方(都内在住または在勤の方対象)が雇用の継続と職域拡大を目的として必要な技能のスキルアップを目指します。(勤務先の承認が必要)

午前9時05分から午後4時45分まで授業が行われ、土曜・日曜・祝祭日は休校とのこと。
その他、夏季休業(2週間程度)、冬季休業(10日間程度)、春季休業(10日間程度)あるそうです。また、授業時間における、身体の不調と心の不調に備えるために保健室と医療相談室が完備されています。医療相談室では、精神保健福祉士が常駐しており、心の健康チェックを通して、自分をコントロールするための相談やアドバイスを受けられるそうです。 このほか、精神科医師や作業療法士による医療相談も定期的に実施しているそうです。

寮生活もできるようになっており、全国から人が集まるそうです。 授業内容を拝見しましたが、とても充実していて素晴らしい内容でした。

精神疾患においては、ささいな環境の変化に影響を受けやすかったり、各々の能力に格差があるため、一通りの支援ではカバーできないことも多くあります。そのために、各就労施設や障害者トライアル雇用制度、精神障害者ステップアップ雇用などのサービスが設置されていますが、能力の差などで、それらのサービスでも網羅できない方々もいます。

それぞれの能力に応じた訓練を行うことが一番重要です。

職業訓練開発校では、専門的な実習や一般の事業所での訓練、短期の職場実習の3タイプに分かれています。本人の特性に合わせてより本人の能力を開発することができる訓練を行っている専門学校的な職業訓練開発校でした。

本日は大変ご丁寧なご対応をくださいまして、本当にありがとうございました。

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東京障害者職業能力開発校の前で記念撮影。

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長時間に渡るご丁寧なご説明、ありがとうございます。

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たくさんの資料を頂きました。

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各お部屋を回らせて頂きました。

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