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新型コロナウイルス対策本部会議 足立区議会で開催

皆様、おはようございます。
本日早朝、足立区議会における新型コロナウイルス対策本部会議が開催されました。
今回、昨日から始まる予定だった予算特別委員会が6日が4日間に短縮され、答弁する執行機関も大幅に人数が縮小されました。予算特別委員会の正副委員長専任の後に新型コロナウイルス対策本部会議が開催され、1時間の会議の中で、各会派幹事長と区役所側からは担当執行機関部長級の皆様が集まり、議論を交わしました。

 

以下その議論内容です。
『卒業式について』
現時点における足立区における小中学校の卒業式は、児童・生徒のみの卒業式となっています。
親も参加して卒業式を迎えさせてあげることはできないのか。
この内容について時間を要しながら議論が交わされました。
①校庭であれば密室ではなくなる。
マスクをつけて親がアーチをつくってあげることはできないのか。
回答:小中学校において、卒業式では親が参加できない状態となっています。後日、長期の休み、例えば夏休みなどを利用して、親も交えた卒業式を再度、行うことができるよう検討してみます。
②保育園の卒業式について
現在保護者一人のみ出席可能となっていますが、せっかくの我が子の卒業式。
マスクをした状態で複数保護者が参加できるようにしてほしい。
区としては、クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出すことを防止することが極めて重要です。
人数を制限し感染が広がらないよう子ども達の安全を配慮していきます。人数を増やすことは今の現状では難しいとの判断です。

 

『学童について』
回答:朝から預けることができるよう整備を進めている段階です。
学童では今後、マスクを子供たちに渡すことやアルコールを各学童施設に配布していきます。

①「厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの感染拡大で小学校の臨時休校に伴い、原則開所するよう要請した放課後児童クラブ(学童保育)に関し、小学校の空き教室を居場所として活用するよう、厚労省と文部科学省が2日にも都道府県などに通知することを決めた。休校した学校の教員が運営に携わることもできるとしている。
安倍晋三首相が臨時休校を要請したのに合わせ、政府は学童保育の開所を都道府県に要請。2日の一斉休校の前日に急きょ空き教室開放の方針を明らかにした。泥縄式の対応とも言え、議論を呼びそうだ。
厚労省はまた、学童保育の追加の利用料は国が全額負担することも明らかにした。」との見解を政府が示している。
一刻も早く学童のスペースの確保を行ってほしい。
小学校の空き部屋の開放を足立区はいつから行うのか。
回答:区としては、小学校を開放するつもりはありません。
ただ、今後、学童が溢れる状況はよろしくないので、現場の状況を見ながらその後の判断は決めていきます。

 

政府の見解では、すぐに行うよう各自治体に呼び掛けています。
区はそうではないとの判断、驚きました。
現場の状況を見ていくとのことなので、私も今日から住区センター等の学童施設をまわってみます。

 

『子どもサロンについて』
回答:出来るだけ、人が集まらないようにしてクラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出すことを防止していくとの方針です。こちらについても、区としては一時閉鎖という方針は変わりません。

 

『食の担保』
ワタミの宅食のように民間企業では今回の一件で無料で提供するところもある。
特にご家庭に困難を抱えている子ども達にはこのような民間の事業を活用して食の担保が図られるよう、区としてこのような事業を必要な家庭に周知してつなげていくべきではないか。
回答:一部の子ども食堂において昼食を用意することも検討しており、申し出があればテイクアウトできるようにしていく。
民間の無料宅配に関しては情報をどのように活用するかは検討していきたい。

 

『(群馬県太田市などの)小学校休校ありきではなく、他自治体の取り組みを模倣されては。』
回答:足立区では原則一斉休校とのこと。補修については学校側から補修教材等を家庭訪問の際に配布していきます。

回答:☆先ずはこの2週間が山なので、現状を静観したいとの見解でした。

 

1時間の枠の中での会議です。
議論することが山積していますが、今後も、予算特別委員会(5日㈭6日㈮9日㈪10日㈫)で議論を交わし、状況を少しでも改善していきたいと思います。広く皆様から情報やご要望を賜りたく存じます。

 

また、お気づきの点、お困りの点がございましたらメールinfo@takahase.comをお願いいたします。