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代表質問の内容①【新たな足立を】

新型コロナウイルス感染症が再び拡大する中、国、東京都と区が連携して三位一体で連携を実行し、強固な執行体制の構築を目指すことが求められます。

 

いかなる状況に置かれても、臨機応変にスピード感をもって着実に区民の想いと願いを実行し、新しい政治を作り出すことが私たちの責務です。

 

多様性を認める世の中にしていくためにも、弱者に優しく、暮らしやすい誰からも選ばれる足立区を全力で構築していきます!

 

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****

 

【新たな足立を】
<長谷川たかこ>

私は足立区議会 議会改革を全力で推し進める会を代表して、ご質問をさせていただきます。

【問】4月から多様性社会に向けた取組みを推進するための新たな部署が新設されることになりました。LGBTについて全国的にも注目を浴びた足立区が多様性社会を推進するための部署を作ったことは全国的にも先進的なことです。

 

LGBTのみならず、色弱者(色覚障がい者・色覚異常者)、視覚障がい者などいわゆる少数派の人々は、多数派である一般市民からその事象自体を十分に理解されておらず、差別や社会制度上の問題を抱えている現状があります。

 

例を挙げれば、

同性パートナーと公営住宅に入居しようとしたら親族でないため断られた。

小学校の検査で我が子が色弱者と分かり、そのハンデを嘆く母親がいたり、駅のホームでは声かけがあっても信号機での声かけは無いことから、勘に頼って道路を渡る視覚障がい者がいるなど。

 

足立区は多様な人が集まる都市部という地の利からも、そうした少数派の特性を持った人であっても暮らしやすい、誰からも選ばれる足立区を全力で構築して頂きたいと要望致します。区長の見解を求めます。

 

<近藤やよい区長>

長谷川たかこ議員の代表質問のうち、私からは少数派の特性を持った人であっても暮らしやすい誰からも選ばれる足立区を全力でお構築してほしいとの質問にお答えいたします。

 

区には令和3年1月現在、69万人を超える方々が居住されており、議員の発言にもございました通り、障がいをお持ちの方、LGBTの方など様々な背景を持った方がいらっしゃいます。そして、その中には今日もまだまだ様々な日常生活の中での困難を抱えて、区内で居住されている方も大勢いらっしゃるかと拝察いたします。

 

これらの方が抱える日常生活の困難を少しでも解消するため、私どもも議員の皆様方のご提案を受けたり、または様々な団体の方のヒアリングの結果から、改善するものは早急に改善して、議員ご指摘の誰でも様々な特性を持った方でも暮らしやすい足立区を築くために努めて参りたいと思います。ただ、誰からも選ばれる、大変言葉はきれいですけれど、非常に難しい本当に家族の方がいらっしゃいますので、なかなか困難でございますけれども、寄り添うという視点、そしてアンテナを高くして情報をキャッチして対応していくという視点、そして仕組みがあっても、例えば子どもたちの教育を通じて、未来そうしたものが自然に思いやりをもって接することができるような、そういう子どもたちを育てるというようなことも、誰もが住みやすい街、地域には非常に重要な点だと思っております。これだけやっていれば良いということではなくて、様々な施策を複合的に重層的に展開することで、議員ご指摘の大勢の方に選択される足立区をつくって参りたいと思います。

 

他の答弁については、参与より答弁させて頂きます。

 

<長谷川たかこ議員>

【問】新型コロナウイルス感染症の長期化に伴い、限られた財源の中で、無駄をなくし、必要な事業に経費や人材を投入する「選択と集中」の考え方のもと、事業の効果や効率に充分配慮した施策を進め、「事業の見直し」「各種基金」を活用した事業展開を図ることは必須項目です。この状況を区としてどのように認識し、来年度以降、有効的な施策として展開していくつもりなのか、区の見解を伺います。

 

<政策経営部長>

私からは、限られた財源の中で「事業の見直し」や「各種基金」の活用など、「選択と集中」の考え方のもと、来年度以降、どのように施策を展開していくつもりかとのご質問にお答えいたします。

令和3年度予算執行にあたっては、今まで以上に事業目的を明確化し、限られた財源の中で最大の事業効果を発揮するよう、事務事業評価の中で検証を徹底して参ります。