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代表質問の内容②【新型コロナウイルス感染症対策について】

 

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向け、川崎市と厚労省が円滑な接種方法を確立するための訓練が1月末に行われました。国と自治体の共同訓練は初めてで、成果や課題などは全国の自治体で共有されるとのことです。

 

今後、予測される区独自の課題解決に向けた取組み、そして迅速に接種ができるよう対話アプリ「LINE」等を使った新型コロナワクチン接種の予約ができるシステムの導入なども含め、提案をしていきます。また、足立区においても診療所での個別接種ができるよう早急に整備を整えるよう提案をしました。

 

LINE1月上旬に自治体向けの説明会を実施し、すでに神奈川県寒川町、和歌⼭県紀の川市など100前後の自治体で導入見込みとのことです。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。****

 

 ☆【新型コロナウイルス感染症対策について】
<長谷川たかこ>

【問】新型コロナ感染症のワクチンの安全性は成分だけで決まるものではなく、接種という行為がどう行われるかにも影響される為、自治体で接種率を競うなど、現場に焦りを強いるようなことがないよう、落ち着いた雰囲気でワクチン接種が進められるような環境を是非とも整備して頂きたいと思います。区の見解を求めます。

 

<新型コロナウイルスワクチン接種担当部長>

私からは、新型コロナウイルスワクチン接種に関するご質問のうち、まず接種率を競うことなく落ち着いた雰囲気でワクチン接種が進められるような環境整備についてお答えいたします。

区としては、令和3年度の接種目標を人口の5割と設定し、集団接種会場を週40会場開設するなど、目標に応じた無理のない接種体制を確保しております。

また、各集団接種会場につきましても接種人数の上限を定めたうえで、予約枠の設定時間を15分間隔に細分化することで、接種会場において余裕をもって計画的に接種が行えるよう努めて参ります。

 

<長谷川たかこ>

【問】かつてない規模の集団接種となる為、課題を洗い出し、今後の事態にもその教訓が生かせるようにしておくべきと考えます。区の見解を求めます。

 

<新型コロナウイルスワクチン接種担当部長>

課題の洗い出し、今後の事態への教訓の活用についてですが、今回の事業を進めるにあたっては、多くの課題に直面しており、その都度、足立区医師会、事業者、庁内他部署など様々な関係者との連携により対応策を検討しております。その過程で得た貴重な経験を着実に積み上げ、今後の事業にも活用して参ります。

 

<長谷川たかこ>

【問】対話アプリ「LINE」を使った新型コロナワクチン接種の予約ができるシステムが開発されたそうです。LINE1月上旬に自治体向けの説明会を実施し、すでに100前後の自治体で導入の見込みとのことです。区としても、同様なシステムを導入し、迅速に接種できるよう求めます。区の見解を伺います。

 

<新型コロナウイルスワクチン接種担当部長>

予約システムの導入についてですが、現在、特別なアプリをダウンロードすることなく、インターネットを通じて、スマートフォンやパソコンから24時間予約ができる区独自のシステムの構築を進めております。

 

<長谷川たかこ>

【問】足立区においても診療所での個別接種ができるよう早急に整備を整えて頂きたいと要望致します。足立区では、いつ頃から個別接種が可能となるのか、区の見解を求めます。   

 

<新型コロナウイルスワクチン接種担当部長>

診療所での個別接種の実施についてですが、今回の接種事業において、医療機関における個別接種は集団接種と並んで重要な柱であると認識しております。当初足立区では、一会場で多くのワクチン接種が可能な集団接種に力を入れ、タイミングを見計らいながら個別接種を組み込んでいく予定でしたが、ファイザー社製ワクチンを使用した個別接種の条件が緩和されたことを受け、今後実施される医療従事者向け接種の枠組みを応用した、住民向け個別接種体制を早期に整備すべく、医師会と協議を進めて参ります。

 

<長谷川たかこ>

【問】新型コロナウイルス感染症で自宅療養している方々が軽症で基礎疾患がなくても、突然、自宅で亡くなっているケースが増えています。現在、足立区では東京都より譲り受けたパルスオキシメーターを65歳以上で単身かつ基礎疾患があり、保健所にて必要性が高いと判断した方に貸与しています。今後、高齢者がいるファミリー世帯にも貸与するようにして頂きたいと思いますが、区の見解を伺います。

 

<衛生部長>

私からは、新型コロナウイルス感染症対策へのご質問のうち、自宅療養者向けのパルスオキシメーターの貸与についてお答えいたします。

当初、東京都から区に配布されたパルスオキシメーターの数量が、区から要望した1000台に対し230台と数が限られていたため、高齢者で単身等のリスクが高い方に限定して貸し出しておりました。その後、パルスオキシメーターを区が追加購入し、2月下旬には納品の目途がたったため、現在は自宅療養機関が3日間以上あり、ご自分でお持ちでない方には、高齢者がいるファミリー世帯も含めすべて貸し出しております。

 

<長谷川たかこ>

【問】また、東京都より自宅療養者向けハンドブックが出ています。足立区のホームページにリンクを張るなどの取り組みを早急にして頂きたいと要望致します。また、東京都の冊子を区から宅配される自宅療養セットに入れて頂きたと思いますが、区の見解を伺います。 

 

<新型コロナウイルスワクチン接種担当部長>

次に、東京都が作成した自宅療養者向けハンドブックについてお答えいたします。

自宅療養者向けハンドブックを足立区ホームページにリンクすることにつきましては、早急に対応を致します。また冊子を自宅療養セットに入れることについてですが、これまで区が配達した自宅療養セットには、区が作成した感染症対策リーフレットを同封しておりました。令和3年1月30日以降は、食料品の配送を東京都が実施しておりますので、都に確認したところ、食料品にハンドブックを同封しているとのことです。