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代表質問の内容⑥【不登校児支援について】

不登校の主な原因は、

・発達障がい特性による学習障がい、コミュニケーション障がいによる友人とのトラブル。

・生活習慣リズム障害によるゲームの遣り過ぎで昼夜が逆転。

・神経過敏による不安症、無気力。

・友人とのトラブルにより、心に深い傷を負っている。

・家族との関係性。

と不登校の原因は多岐に渡り、家庭環境も複雑に絡み合っています。

 

現在、スクールカウンセラーは、東京都や区から一人ずつ来ていて週2回カウンセリングを受けることができます(相談室にて予約制)。このカウンセリングは、生徒自ら希望するわけではなく、養護教員に勧められて受けるといった状況です。

自己肯定感が著しく低い子どもは、話しかけてもほとんど反応がない子どもも多い為、そのような子ども達とも積極的にコミュニケーションを図り、子ども達の心が少しずつ開き、話せる環境を学校側の努力により構築することが重要です。また、このような問題を抱える不登校児に日々接する登校サポーターにおいては、本来、誰でも務まるものではありません。しかし、現在の登校サポーターは、週3日午前中滞在で、条件や資格要件など特に指定はありません。

そこで、一人一人の不登校生徒の手厚い支援体制の構築として、不登校支援カウンセラーや国家資格でもあるキャリアカウンセラーなどの資格を持つ方々に登校サポーターを依頼し、学校の現場に入ってもらい、スクールカウンセラーとの相互連係強化を求めました。

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

【不登校児支援について】

 <長谷川たかこ議員>

日々の学校生活の中から生徒の状況に担任や周りの教員がいち早く気付き、早期につなげることが不登校への抑止力となります。しかし、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)の子どもや、自己肯定感が著しく低い子どもは、話しかけてもほとんど反応がない子どもも多い為、そのような子ども達とも積極的にコミュニケーションを図り、子ども達の心が少しずつ開き、話せる環境を学校側の努力により構築することが重要です。

また、このような問題を抱える不登校児に日々接する登校サポーターにおいては、本来、誰でも務まるものではありません。この支援を行う人物の見極めが重要です。その為、依頼が難しく、登校サポーターも不足している状況です。

【問】そこで、不登校支援カウンセラーや国家資格でもあるキャリアカウンセラーなどの資格を持つ方々に登校サポーターを依頼し、学校の現場に入ってもらい、スクールカウンセラーと相互に連係し合い、一人一人の生徒の手厚い支援に生かすことが望ましいと思われます。このような支援体制を是非とも来年度、ユニバーサルデザインのモデル校小学校2校・中学校3校において、配置できないでしょうか。

区の見解を求めます。 

【教育長:答弁】

キャリアカウンセラーなど多様な人材が、登校サポーターとして関わっていくことは有効と考えておりますが、登校サポーターが希望する勤務地と学校とのマッチングが必要となります。ユニバーサルデザインモデル校への派遣については、諸条件を確認したうえで検討を致します。