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代表質問の内容⑨【発達障がい特性のある子ども達への支援について】

‎知的障がいを伴わない発達障がい支援は、全国的にも支援が乏しいため、この9年間、私は全国を調査し政策提言をし続け、執行機関の皆様のご理解とご尽力のもと、ようやくユニバーサルデザインの視点を取り入れた教育が令和4年度から実施されることとなりました。

将来的には、日野市、さいたま市、京都府で先進的に行われている「ユニバーサルデザインの教育」を足立区全小中学校の通常学級に導入し、発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様性を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を行うことを全力で目指して参ります。‎

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

✩【発達障がい特性のある子ども達への支援について】

<長谷川たかこ議員>

【問】来年度、私が長年政策提案をしていた、通常学級の中における特別支援教育を盛り込んだ足立区版ユニバーサルデザインの教育が実施される予定です。特別支援教育の推進を図るために小学校2校、中学校3校をモデル校として行われます。

先ずは、モデル校がどこになるのか区民の皆様にご提示ください。

【子ども支援センターげんき所長:答弁】

ユニバーサルデザインの教育を推進するモデル校ですが、中学校は鹿浜菜の花中学校、東綾瀬中学校、谷中中学校の3校です。

また、小学校は、鹿浜五色桜小学校、綾瀬小学校の2校です。

<長谷川たかこ議員>

【問】足立区版ユニバーサルデザインの教育が実施されることで、特性のあるなしに関わらず、配慮された環境と誰もが分かりやすい教育内容が展開されます。

モデル校全体で推進協議体を持ち、実例を上げながら現状や支援の視点を整理し、ユニバーサルデザインの教育の課題とその解決、質の向上に向けた取組みを全力で行って頂くことを強く要望致します。また、足立区版ユニバーサルデザインの教育ガイドラインを作成し、全小中学校に配布、その実例を学校間で共有し、統一的な学校運営を強く求めます。区の見解を伺います。

【子ども支援センターげんき所長:答弁】

ユニバーサルデザイン教育に関する推進協議体についてですが、令和4年度よりモデル校5校の連絡協議会を設置し、多様な授業実践の検証を行い、ユニバーサルデザイン教育の課題解決、質の向上を図るために、定期的に協議会を開催して参ります。また、実践内容と検証結果を取りまとめた報告書を作成し、5校の報告書を一つにまとめたガイドラインとして全小中学校への配布を通じて、モデル校における実践例の共有を図り、ユニバーサルデザイン教育の統一的な学校運営に努めて参ります。