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予算特別委員の内容⑥【性に関する教育について】

妊娠・出産は今では20代から40代が主流です。

出産や子育ては、若いうちに経験できるなら、しておいたほうが良いかもと最近は思うようになってきました。勿論、40代からの子育ても精神的なゆとりがあり、私の場合には20代での子育てメソッドが40代妊娠・出産・子育てスキルとなり、子育てに自信と余裕があります。

 

20代で2人の子どもを育て、40代でさらに2人を授かり、4人の子育てをしています。

 

そんな私だから、当事者目線で語れる政策。

もし子どもを持つことが出来るなら、人生、見える世界が全く変わります。

 

子どもを出産し、育てることは尊いお仕事。

一人でも多くの皆様に、子どもを授かり、出産の感動や育てる楽しさ、親子の絆を実感してもらいたいと思う日々です。

 

だからこそ、幼少期からの学びを通じて、仕事をしながら子育て・家庭・仕事が両立できる自信と将来に夢や希望を持って踏み出す事ができる仕組みをこの足立区から私は全力で構築していきたいと思います。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****

  【性に関する教育について】

長谷川たかこ委員

文京区では、ぶんきょうハッピーベイビー応援団を設けて、結婚・妊娠・出産・育児等について、区内・区外で活動している学識経験者、妊娠・出産を支援している関係団体、民間事業者及び区を構成員として、さまざまな立場からの意見や情報共有等を図ることで、切れ目なく支援するための仕組みづくりや取組みを行っています。結婚は家族のスタートという点から妊活や家族の在り方について、男性も育児に積極的に参加ができる職場環境を構築するための呼びかけ、妊活の身体をつくるという観点からの食生活の見直しや、妊娠や子育て、また自分自身の生き方を考えるための情報発信に努めています。

さらに文京区においては、子供を産み育てる環境を構築するため、将来子供が欲しいと思った時点で妊娠に必要な知識を知らなかったことがないよう、義務教育の段階から将来の健康のために思春期の身体や栄養のことなどについて正しい知識を身に着けさせるために、冊子の発行や民間事業者や関係団体との協力で区民の皆さんにわかりやすく、情報発信をされています。中学生向けに「For Your Great Future」、成人向けに「Happy Baby Guide Book」、妊娠が分かったら「PAPA & MAMA START BOOK」という冊子を発行して、健康のことや生活面のこと、未来に向けた方向性について多様な世代が考えることで、妊娠・出産の正しい知識を得ることなどを目的にその普及・啓発に努めています。

 

このように全国的にも先進的な取り組みを行っている文京区ですが、来年度においては、さらにセクシャル・リプロダクティブ・ヘルスライツ(性と生殖に関する健康と権利)の大切さを若い世代に伝える「ピア・アクティビスト」の育成事業に乗り出すそうです。「ピア・アクティビスト」とは、性の情報がインターネット上で氾濫する中、若い世代に対してセクシャル・リプロダクティブ・ヘルスライツ(性と生殖に関する健康と権利)の情報提供を行う若者のことです。国際協力ジョイセフに委託をし、区内在住・在学の高校生や大学生を対象に養成をし、研修後に同世代へ正の大切さをSNSや学校などで伝えてもらうそうです。またこの活動をサポートする区内在住・在勤の30代以上の大人も同時に募集して、若い世代に発信するための内容や手段を共に練り上げていくといった仕組みを構築されるそうです。

 

【問】来年度、足立区においては命の安全教育を学校教育の中で構築される予定ですが、不幸な妊娠・性犯罪の被害者にも加害者にもさせないといった視点での切り口だけでなく、様々な世代に畳みかけて、未来に向けた明るい方向性を持たせた視点で、皆が考え取り組むことができる仕組みを構築して頂くことも切に要望したいと思います。

 

文京区では、既に国の補助金である「地域少子化対策重点推進交付金」を活用しており、先ほど述べたように支援の拡充に努めています。以前から、私から文教委員会や代表質問でも幾度となく申し上げておりますが、国の補助事業に足立区も是非とも手を挙げて頂き、文京区を模倣とした取り組みを行い、足立区においては幼少期からの一貫した学びを通じて、セクシャル・リプロダクティブ・ヘルスライツ(性と生殖に関する健康と権利)の大切さを学び、経験し、将来に向かってなりたい自分がイメージできる取り組みとなるよう、新たな支援の一つとして構築して頂きたいと強く要望致します。区の見解を求めます。

 

【教育指導課長】

まず、以前、御紹介いただきました文京区の取組において、中学生向けの「フォー・ユア・グレート・フューチャー」のパ ンフレットを取り寄せて、拝見させて頂きました。

 

現在、本区で取り組んでおります「命の安全教育」の中に、このパンフレットにある、よいところを反映させながら、今つくり始めているところでございます。 まずもって、文科相の考え方として、性暴力の加害者にも被害者にもさせない。そのための正しい知識をしっかり身に付けましょうというのが、 まずこれが先にありますので、命の安全教育についても、そのことには触れておりますけれども、 当然その命の大切さであったりとか、お互いをしっかり尊重し合う気持ちというのも、この安全 教育の中には含まれておりますので、しっかりその辺は入れ込んでいきたいと考えております。

 

また、地域少子化対策重点推進交付金についても、文京区の取組を調べさせて頂きました。 文京区では、例えばハッピー・ベイビー・プロ ジェクトについては保健衛生部の方で、ピア・ア クティビスト育成事業については、総務課が所管しております。内容につきましては、なかなか教育委員会だけでさばけるものではございませんので、ほかの課ともちょっと情報共有しながら考えていきたいと思っております。

 

【ただ太郎委員長】

 長谷川委員、1分です。

 

【長谷川たかこ委員】

すばらしい実績を上げている文京区を是非とも模倣しながら、国の補助金を活用して下さい。 内閣府の方で用意しているわけですから、足立区として是非ともそちらの補助金に手を挙げて頂き、区が全庁横断的に、多角的に、様々な世代に畳み掛けて、このプロジェクトをつくって頂きたいと思います。 それから、足立区は実績を上げているシティープロモーション課があるわけですから、 シティープロモーション課を強みとして、この事業を足立区の目玉として、区内外に発信をも是非ともして頂きたいと思います。

シティープロ モーション課は如何でしょうか。

 

【ただ太郎委員長】

報道広報課長、30秒です(制限時間)。

 

【報道広報課長】

繰り返して大変恐縮ですけれども、 いろいろな区の事業、そういったものを効果的に発信していく、そのサポートをするのが私どもの仕事ですので、これからも全力で取り組んで参ります。

 

【長谷川たかこ委員】

全庁横断的に、是非この取組みを新たな支援の一つとして構築して頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。本日はありがとうございました。