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代表質問の内容③【コロナ後遺症相談窓口設置について】

新型コロナにはワクチンや治療薬で感染を防いだり重症化を防ぐことができるようになってきました。しかし、後遺症については、なぜ起こるのか、どうすれば防げるのか、どうすれば症状が良くなるのか、といったことがまだ十分な結果が出ていません。

 

世田谷区においては、新型コロナウイルス感染症に罹患し、療養期間終了となった後も症状が続く区民の相談窓口として、今年4月より「世田谷区コロナ後遺症相談窓口」を設置しています。これは、保健所の後遺症相談窓口と労働・生活相談窓口の連携を強化し、包括的に対応する体制を整備する支援事業です。

 

足立区においてもコロナ感染症後遺症相談窓口を新設し、労働基準監督署や社会保険労務士による労働全般の相談を受け付ける相談窓口設置や経営悪化による各種給付金の活用等の相談を受け付ける総合的な経営相談、生活の様々な困りごとに関する各種相談を保健所含めて相談者の情報を一括して情報共有できる体制を構築し、包括的な相談窓口を新設するよう強く要望致しました。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

 

✩【コロナ後遺症相談窓口設置について】

<長谷川たかこ議員>

新型コロナウイルス感染症に罹患し、療養期間終了となった後も症状が続くコロナ後遺症は、全身の倦怠感や頭痛、咳、呼吸困難、集中力低下、脱毛、睡眠障害、味覚障害、記憶障害、関節痛などが挙げられます。

 

【問】区民の声からもあるように感染症による給与減や退職や職場の雰囲気の悪化など、身体的な症状だけでなく就労など、多岐にわたり後遺症の影響を受けている方々が多い状況です。当区においてもコロナ感染症後遺症相談窓口を新設し、労働基準監督署や社会保険労務士による労働全般の相談を受け付ける相談窓口設置や経営悪化による各種給付金の活用等の相談を受け付ける総合的な経営相談、生活の様々な困りごとに関する各種相談を保健所含めて相談者の情報を一括して情報共有できる体制を構築し、適切な支援につながるよう、包括的な相談窓口を新設するよう強く要望致します。区の見解を伺います。

 

【足立保健所長:答弁】

現在、都立病院において、「コロナ後遺症相談窓口」が開設されております。区内では、後遺症対応の医療機関が16か所あり、区民の方からご相談があった際にはご案内をしております。また、新型コロナウイルス感染症の影響による生活困窮などのご相談については、くらしとしごとの相談センター窓口で、常時お受けしているほか、弁護士などの専門家による「雇用・生活・こころと法律の総合相談会」も定期的に実施されておりますので、包括的な相談窓口の新設は考えておりません。