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子ども・子育て支援対策調査特別委員会㉘「子どもを産み育てやすい新たな制度を構築する請願」

○大竹さよこ 委員長  次に、請願・陳情の審査を議題といたします。
 (1)元受理番号7 子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願を、単独議題といたします。前回は継続審査であります。
 

また、報告事項

①令和4年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の活動状況について、

②令和3年度デイサービス型産後ケア利用者アンケートの集計結果について、

以上2件が本請願と関連しておりますので、併せて報告をお願いいたします。

 

◎衛生部長 では、衛生部の報告資料2ページを御覧ください。
件名、令和4年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の活動状況についてでございます。令和4年度上半期の活動について報告いたします。

まず、妊娠届出及びアンケートですけれども、図1にございますように、こちらの方から見ますと、年々、保健予防課、保健センターでの相談が75%となりまして、増加している状況です。また、その結果、何らかの支援を必要とする方の割合、C及びDは、3ページの図2になりますが、こちらの方も令和4年度の上半期は64.6%、9.7%と、上昇しているところです。

その要因となるリスク項目については、届出時にシングルの方が12.9%、やせや肥満の方が一定割合いらっしゃいまして、3ページには、そのクロス集計なども掲載しております。
続きまして、4ページになります。
こちらには、妊娠届出時の面接であるスマイルママ面接、また、1歳児においてアンケートによる育児状況の把握となるファーストバースデーサポート、あと多胎児家庭移動支援事業の実績を記載しております。

5ページです。
宿泊型産後ケアですが、こちらについては今年度から始めた事業です。申請者224人のうち、90人の方に利用していただきまして、(エ)のところにございますが、「どんなことを目的として利用したいと思いましたか」というところでは、「休息」が36%、「育児に関する助言・相談」が24%という結果でございました。

次の6ページを御覧ください。
(キ)に記載しておりますが、「今回の産後ケア施設の利用は、全体的に満足のいく内容でしたか」という問いに対しては、「とてもよかった」「よかった」を合わせると88%でした。
そのほか、特に「よくなかった」とおっしゃる方の中で、要望など具体的に記載があった方については、その下の方に要望等まとめておりますが、とてもいい取組だがその人の状況に合わせどんなケアが必要か提案してくれるともっと有効であった、あるいは実施施設をもっと増やして選べるようにしてほしいという御意見がございましたので、こちらについては改善に努めてまいります。

7ページ、8ページは、その詳細になりますので、後ほど御覧ください。
続いて、9ページを御覧ください。
件名、令和3年度デイサービス型産後ケア利用者アンケートの集計結果についてでございます。
昨年1年間のデイサービスを使った方のアンケートになりますが、回答者は329名で、そのほか利用年代などはこちらに記載したとおりです。

10ページを御覧ください。
(4)利用の動機・どんな目的で利用したいと思いましたかというところでは、「お母さんの休息」が88%、「育児相談」が74%となりました。また、そういった目的に対して、11ページの(10)になりますが、全体的に満足のいく内容であったかというところでは、「とてもよかった」「概ねよかった」を合わせますと99%となりまして、利用していただいた方にはかなり御満足いただけたようです。

では、13ページの方になりますが、そのほか要望としては、ほかのお母さん方と話すより相談を重視してほしいという御意見も頂きましたので、こちらについては事業所と調整してまいります。

今後ですけれども、今回のアンケート結果などを参考に、かなり高評価でしたので、提供していただける施設を増やしたり、あるいは定員数を増やすなどして拡充に努めてまいります。

 

○大竹さよこ 委員長  それでは、質疑に入ります。
何か質疑はありませんか。

 

◆石毛かずあき 委員  私の方から、大変恐縮です、基本的なことを踏まえて確認させていただきたいと思います。まず、1番にも書いてあるとおり、区民事務所で妊婦届出のみとなり、改めて面接の実施をすることとなるというふうに記載がありますが、区民事務所ではどうして妊娠届出のみとなるのか。ただ、保護者がいらっしゃらなかったと思うのですけれども、こういった対応というのはこれまでも行うことができなかったのかどうなのか、教えていただけますか。

 

◎保健予防課長 従来は、区民事務所でも妊娠届を受付しておりました。ただ、妊娠届というのは、実際には病院に行って、妊娠が分かった段階で届け出るということで、いつ出るか分からないという状況でございます。

保健師と面接していただいて、そのところでリスク判断をするという事業を始めましたので、なるべく保健師が常駐している保健センターとか保健予防課の方で御案内するようにしてございます。

 

◆石毛かずあき 委員  これからも丁寧な周知をお願いしたいと思うのですが、3ページの届出時シングルと回答した者(278人)ということが書いてありますけれども、この方が、イコール特定妊婦という考え方でよろしいですか。

 

◎保健予防課長 届出時シングルの方というのは、リスク項目の一つにはなるのですけれども、それだけでは重大な項目にはなってございませんので、この方たちが、イコール特定妊婦になるわけではございません。ほかの項目と合わせ技で組み合わさった場合には、初めて特定妊婦になります。

 

◆石毛かずあき 委員  ニュース、報道でも出ていましたけれども、この10年間で特定妊婦というのが8,000人ぐらい増えているという内容も聞いたことがあるのですが、足立区では、現在、この特定妊婦というのは、何人ぐらいいらっしゃるか教えてください。

 

◎保健予防課長 恐らく国の基準と足立区の基準が違っていて、区の基準の方が広く受け止めてございますので比率が高いと思いますが、9.7%でございますので、年間だと400人ぐらいだと思います。

 

◆石毛かずあき 委員  全国で8,000人の登録と言われている中で、足立区は400人ぐらいいらっしゃるということで、先ほど保健予防課長もおっしゃったとおりに、その基準というのは各自治体で決めているというところでそうなっていると思うのですが、そう踏まえると、足立区の基準というのは、かなり手厚いものになっているというふうに思ってよろしいですか。

 

◎保健予防課長 今までの実務の経験もございますし、学識経験者などにも相談しまして、少し広めに捉えてございますので、その結果で数字が上がっているのではないかと考えています。

 

◆石毛かずあき 委員  大変よろしいかと思います。それで、図2の方にも顕著に表れていますけれども、令和2年度から妊婦全数面接を開始された、その時点からこの折れ線グラフの方も数字が上がっているということでは、なかなかこれまで気が付かれなかったようなことも踏まえて、しっかりと情報として捉えてきているのだなと思います。
そこで、この面接ですけれども、大体面接する場合は何分ぐらい要するものなのでしょうか。

 

◎保健予防課長 リスク項目を順番にお伺いしますので、原則的には30分程度。中には、特定妊婦などリスクが高い方がいらっしゃれば、1時間程度になることもございます。

 

◆石毛かずあき 委員  4ページのファーストバースデーサポートの内容を見ても、こども商品券の配付状況を見ても、ある程度手厚くやってらっしゃるなということはありますけれども、それでも未回答が189人もいらっしゃるということで、どうしてこのような数になるのかちょっと不思議だなと思うのですが、区の見解を教えていただけますか。

 

◎保健予防課長 誕生日の月にアンケート用紙を発送しているのですが、9月のところで一回区切っていますので、10月になってから届け出られる方もいらっしゃるかと思います。
というのと、これは御本人の御希望ですので、必ず出してくださいという内容ではございませんので、今のところは92%程度になってございます。

 

◆石毛かずあき 委員  先ほどの面接30分でうんぬんかんぬんというのは、この1番のことでしたね、たしか。それで、せっかく来られているけれども時間がないから帰ってしまうということがあって、わざわざ来ていただいたのに、30分ぐらいの面接であれば、何とかその場で引き止めてというか、面接まで持っていけるような工夫を取っていただければなと思います。そこは要望としてお願いしたいと思います。

そこで、今度は宿泊型産後ケアについてですけれども、他区でしている施設というのは5か所あると聞いております。葛飾区とか北区でしたっけ、教えていただけますか。

 

◎保健予防課長 残念ながら、足立区内には1か所もございませんで、葛飾区とか北区とか荒川区、周辺区のところに全部で5か所ございます。

 

◆石毛かずあき 委員  そこで、なぜ区内に設置できないかということになると思うのですが、その辺教えていただけますか。

 

◎保健予防課長 宿泊型の産後ケアを実施しているのは、産科医療機関などでございます。足立区内にも産科医療機関はございますけれども、宿泊型の産後ケアというメニューがない状況でございまして、そのメニューづくりから始めていただくように、いろいろお話をしているところでございます。

 

◆石毛かずあき 委員  ということは、足立区でそういった対応できる病院がないから致し方ないというよりは、いろいろな病院の先生方と、今後このようにしてもらいたいという要望も、区の方から継続的にお願いしているということですね。

 

◎保健予防課長 産後ケアに興味を示している医療機関もございますので、そういったところの医療機関と調整しながら進めてまいります。

 

◆石毛かずあき 委員  どうぞよろしくお願いします。今、その5か所は他区にありますけれども、このアンケート調査を見ても、利用してよかったという高評価が大変多くありますし、また、その次の項目の中でも、そういったサービスを受けたいと、そういったアンケート調査が80%以上になっているという結果もあるものですから、できれば区内に設置していただければなと思います。よろしくお願いいたします。

続きまして、デイサービス型ケアについてです。これは、生後1歳未満、24歳以下の利用の方々がほぼないような感じを受けるのですが、こうした状況において、区はどのように思われているかお伺いできますか。

 

◎衛生部長 利用者の年代、今回、329人中24歳以下が1人だったというところです。
私たちも必要な方にはお勧めしておりますが、この頃、晩婚化といいますか、出産年齢も後半になっているところがございます。若い方、不安が多い方いらっしゃいますので、できるだけこちらのデイサービス型ケアの方を勧めてまいります。

 

◆石毛かずあき 委員  最後に、アンケート調査を見ても、この事業に対する高評価が大変ありますし、利用したいという方も多いものですから、この問題点に書いてあるとおり、改善するところは改善していただいて、よりよいものにして質を上げていただいて、また、なるべくだったら区の施設に設置していただきたいなと、拡充の検討もお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。要望で終わります。

 

◆きたがわ秀和 委員  私の方からも何点か質問させていただきます。
宿泊型産後ケアについて、アンケート、35人の方が回答されたということで、これはいつの時点で取ったアンケートか、まず確認したいのですが。

 

◎保健予防課長 これは、産後ケアを御利用された方にアンケートと封筒をお渡ししまして、後ほど保健予防課に出していただいているものでございまして、4月から始めて今も行っております。

 

◆きたがわ秀和 委員  4月から、この35人というのはいつの時点までに回答されたのですか。

 

◎保健予防課長 これは9月までのものを集計したものでございます。

 

◆きたがわ秀和 委員  それで、この宿泊型産後ケア、申請された方が224人で、実際に利用された方が90人となっています。申請したけれども9月までのところで利用していなかったのか、できなかったのかというのがよく分からないのですが、134人いらっしゃったということで、申請した方の半分以下しかまだ利用できていないということですけれども、これは単に希望の日時に合わなかったとか日程上の理由なのか、それともほかに何か理由があるのでしょうか。

 

◎保健予防課長 まず、妊娠8か月目から申込みができますので、まだ生まれていないというケースが一番多いかと思います。
それから、念のため申し込んだけれども、やはり使わなかったという方もいらっしゃいますし、あと、事前予約制なのですが、生まれた日が予定よりもずれたために施設の空きがなかったというケースもあると伺っております。

 

◆きたがわ秀和 委員  分かりました。要するに、利用したくても利用できなかったという話ではないということですね。
この利用者アンケート、35人の方が回答されたということで、結果を見ますと、利用したことによって不調や不安が改善されたとか、おおむね改善されたというのが8割、全体的にも、とてもよかった、よかったが9割近くいらっしゃるということで、利用者からの評価はおおむね高いと受け止めております。一方で、不調や不安が、数は少ないですけれども、改善されなかった、あまり改善されなかった、あるいは全体的に、よくなかった、あまりよくなかったという方が1割ぐらいどちらもいらっしゃるということで、報告資料の6ページのところには、実施施設における相談対応への不満によるものというふうに記されております。これは、例えばどういったことが不満につながったのか、お話しできる範囲で構いませんので、教えていただきたい。

 

◎保健予防課長 これは実施施設固有の問題がございまして、例えば建物の構造上の問題で、お子さんを別のところで預かったけれども、お子さんの鳴き声が聞こえてきたのでゆっくり休めなかったとか、事前に予約制で、そのときの案内があったけれども実際に利用するときの説明と違っていましたとか、固有の問題でございます。それにつきましては、各実施施設に、こういう話がありましたというふうに連絡をしまして、改善を求めているところでございます。

 

◆きたがわ秀和 委員  そうすると、どちらかというとスタッフの方の対応に不満というよりは、施設的な、ハード面でどうしても不十分なところがあってという、そういう不満が大きかったということで理解してよろしいのでしょうか。

 

◎保健予防課長 そのとおりでございます。

 

◆きたがわ秀和 委員  分かりました。それと、デイサービス型産後ケアについてですけれども、利用者アンケートのところで、産後ケアの内容に何があるとよいかという問いに対して、アからエまで4項目ほど、一番上位の回答ということで示されております。どれも、今、実際にやっていらっしゃる内容だと思います。例えばゆったり休息できる環境の提供であったり、赤ちゃんの夜泣きへの対応など育児法の相談支援とか、当然今やっていらっしゃることだと思うのですが、こういう質問をして、回答のところで多くの方が回答してきたということです。こういう結果を踏まえて、今後、区としてどういったところに力を入れていくとか、そういった方針はございますでしょうか。

 

◎保健予防課長 12ページの(15)の感謝の言葉のところに、「専門職の方の話を聞けたことがよかった」ということがございますので、やはり皆さん不安があるのだと思います。保健師なり、助産師なり、専門家の方の話を聞きたいと思っておられると思いますので、各施設に、そのようにしていただけるように引き続き依頼していきます。

 

◆きたがわ秀和 委員  是非、そういう相談支援のところに力を入れていただきたいと思っております。それと、宿泊型産後ケア施設は、先ほど石毛委員の質問の御答弁にもありましたけれども、区内に1か所もないと。一番近いところで葛飾区になるというところで、あるいはデイサービス型も区内に1か所ということで、今後、そういう産後ケア施設、更に必要になってくる、増設をということがこの子ども・子育て支援対策調査特別委員会でもほかの委員の方々からそういう要望が出されていました。

前回の子ども・子育て支援対策調査特別委員会で、ぬかが委員の質問の中で、区はその相手先がいることなので、これはデイサービス型の話ですけれども、時間が掛かっているけれども検討作業を進めているというふうに御答弁されたと記憶しております。できるだけ早期に増やしていただきたいと思うのですが、そのあたり現在の進捗とか、今後の見通しはいかがでしょうか。

 

◎保健予防課長 引き続き各事業者にお声を掛けているところでございまして、施設数を増やすということと、地域的な偏在も解消していただけないかというお話があったと思いますので、そちらを含めて検討しているところでございます。

 

◆きたがわ秀和 委員  進捗等、あるいは新たな見通しとか出てきましたら、是非また御報告をいただきたいということをお願いしまして、私からの質問は以上です。

 

◆土屋のりこ 委員  まず、ASMAPについて、妊婦への支援についてということで、C2、C1、Dということで、具体的にどんな支援をしているのか。毎回聞いているような気もしますけれども、ちょっとこの資料からは、どんな支援がその把握したリスクの人たちに対してされているかというところがよく分からないので、教えていただけたらと思います。

 

◎保健予防課長 C妊婦の方は、特定妊婦というところまではいっていない方ですけれども、何らかのリスク項目に該当している方でございます。
ですので、妊娠届のときはもちろんですけれども、出産した後の面接、それ以外に電話であったり、訪問であったり、個別に丁寧な対応をしているところでございます。

 

◆土屋のりこ 委員  個別、丁寧な対応というか、私も、高年齢というところとBMIの数というところでC2に入っていたのかなと思うのですが、何があったかという2回ほど電話をいただいて、どうですか、困り事ありませんかということで、いろいろ旦那の愚痴を言ったり、話を聞いてもらったのですが、それは支援だと言われると、そうかということで。
今、少子化が問題だと言われるのですが、本当に実際に経験すると、それは当たり前なんじゃないのということを実感します。どうしたらそういった妊娠、出産を取り巻く困難を改善していけるのかということで、せっかくリスクを把握されているということですから、妊婦への支援というあたりで改善をしていただきたいと思います。
私の場合で言うと、身体的原因から来る高血圧なり糖尿病なりということがもしあるとしても、それは医療という領域で、病院、産科のドクターがやってくれるということで、私の場合は何もなかったので、本当に電話をいただいたということだけでしたけれども、では、行政にどういったことができるのか、何が支援できるのかというと、この報告の中にもあるような妊娠中の身体への負担を軽減させる、産後ケアの利用であったり、今、足立区で産前産後家事支援事業ということでされていますよね。そういったあたりで、体への負担が高い、リスクがあるということを把握しているのであれば、産前産後家事支援をハイリスク妊婦の方は長く使えるとか、妊娠届出時から、産後、今、3か月になっていますけれども、それを長く使えるように工夫するとか、そういった形の支援が具体的にできるのではないかと思いますし、ハイリスク妊婦の方に関しては、産後ケアのデイサービス型にしても、宿泊型にしても、自己負担なく利用していただくようにするとか、そういった具体的な支援がないと、リスクを把握しても、大丈夫ですか、困り事ないですかと言うだけでは支援にならないのではないかと思います。
そういったあたりで是非具体的な、今、せっかく足立区はメニューを持っているのですから、一般的な方よりもリスクがあるだろうと思われる妊婦の方には、支援が届くように改善をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

◎こども家庭支援課長 産前産後の家事支援というお話がございましたので、そのあたりについてでございます。この事業につきましては、2年前まで産後1か月というところで、やはり拡充が必要だといういろいろな御意見を頂きまして、今、3か月という状況になっております。引き続き、どういったことができるかということについては考えていかなければいけないと思っております。

また、今、ハイリスクというお言葉があったところですが、特定妊婦の中でも、先ほど保健予防課の方から400名ぐらい特定妊婦がいるというところですが、その中でも更に児童福祉との連携が必要な部分については、私どもの方と一緒にケース化して対応しております。
そういった家庭については、産前産後の家事支援以外の養育支援訪問事業等でのフォローというのも、あまり例は多くないですが、そういったところでのハイリスクへの対応はしている状況でございます。

 

◆土屋のりこ 委員  是非その妊婦本人への支援というところで、可能な範囲でお願いしたいと思います。私も産前産後家事支援を利用したのですが、利用するのもちょっと大変なところはありますけれども、それでも家事をやってもらえる、特に御飯を作ってもらえるということで、安心できるし、その間休息できるということで、産後は結構いろいろなメニューが充実してきていますけれども、産前に利用できる制度というのがなかなかない。とりわけ、通過していく中で、分娩が大変なので当事者としても産前のしんどさは忘れてしまうというか。

それでも、今、出産して、ここで子ども・子育て支援対策調査特別委員会に参加していますと、産前はしんどかったなと、身体的に負担が大きかったのだなと思いますし、そういった産前への支援ということでも、是非拡充をお願いしたいと思います。

あともう一つ、妊婦支援に必要と思うのが、パートナーの方への支援ということで、これも以前から言ってきているのですが、フィンランドのネウボラでも、必ずパートナー、夫の方への面談を一、二回やっているということがあります。

妊婦、女性に対して支援ということで手厚く様々なメニューを用意されていますけれども、私の知り合いの方は、産前産後家事支援利用したいと思ったけれども、パートナーに反対されたと。ほかの人に家に入って来てほしくないということで反対されたと。では、反対した夫が家事をやるのか、やらない。妊婦がやらなきゃいけないということでいろいろおっしゃっていましたけれども、そういった妊娠しているときのしんどさをパートナーの方がなかなか共有してくれなかったり、自分の価値観を優先させてしまったりというあたりで妊婦がしんどい思いをする。せっかくメニューがあっても、利用できなくなってしまうということも残念ながらあります。

そういったあたりで、例えばスマイルママ面接をやっていますけれども、スマイルパパ面接とかやって、パパも面接に行けば5,000円クーポンもらえますとか、そんな形で保健師の方とパートナーが面接をして様々理解を促進するということで、パートナーや取り巻く家族からの理解を得るということに苦労している妊婦への支援ということでも検討をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

◎保健予防課長 スマイルママ面接のときに父親の方に立ち会っていただくのはもちろん構わないのですが、それ以外に、妊娠中からのママのケアとか、パパは楽しい、パパの育児ブックとか、新しい冊子なども用意いたしまして、ファミリー学級とかいろいろなところでお配りするようにしてございます。

 

◎衛生部長 土屋委員がおっしゃるように、これからは妊婦一人への支援ではなくて、より広げていくことが重要だと考えております。
今、保健予防課長からも話がありましたように、啓発物を作ったり、あるいはファミリー学級でお話をしたりというところはしているのですけれども、より相談支援のところが充実できるように区としても検討してまいります。

 

◆土屋のりこ 委員  是非、お願いしたいと思います。今も東京都の育児ブックを配付されたりということはありますけれども、これも言わないともらえなかったり、ファミリー学級も2人で参加できればいいですけれども、そもそもそこまで行かないパパとかいろいろな方もいらっしゃるという中で、是非全数把握的なところまで、フィンランドのネウボラ的なところまで行ければ、もっと出産を取り巻く困難というものを取り除いていけるのではないかなと思います。

産後ケアについてですけれども、これまでも質疑されましたが、報告されているのですが、本当に意味が大きくて、私も、デイサービス型の方を利用して、昨日も行ってきたのですけれども、産後の支援メニューとしてすごく大切だと思います。

アンケートを取って、いい結果が出るというのは当たり前だと思います。私も、昨日、行ってゆっくりできて、小さな命を24時間責任を持って見なきゃいけないというところから、子どもをプロの方に預かってもらって、保育士がいろいろな遊びをやってくださっている間、ゆっくり休憩できるということで、すごく助かりますし、これまで質疑でもありましたけれども、私が昨日お話しした方も、綾瀬とか竹の塚とかいろいろなところから来られていて、もっと近くにあればいいのにと、もっと利用したいのにということでおっしゃられていて。

だから、全区的にとにかく数を増やしてほしいと思うのですが、すみません、繰り返しになりますが、いかがでしょうか。

 

◎保健予防課長 デイサービス型は、今、足立区内に1か所しかございませんので、もう少し数が増やせるかどうかということと、地域的な偏在がなくなるようにというのを今努力しているところでございます。

 

◆土屋のりこ 委員  是非、お願いします。あと、宿泊型のところで、利用した人にアンケートを取られたということですけれども、先ほどきたがわ委員の中でもありましたが、利用できなかった人にとってどうだったのだろうか、何を改善すれば利用できるようになるのかということで、是非その声を聞いて、事業改善に生かしていただきたい。

私も申請したので、ここの数に入っているのですが、利用できなかったので利用者としては入っていなくて、私の場合は、さっき保健予防課長おっしゃられたように、1週間出産が早くなったので、予約はしていたけれどもタイミングよく入れなかったということで、結局宿泊型ではなくデイサービス型を利用したのですが、そういった利用できなかった人にとって、どう改善すれば利用につながるのかというところを把握していくことも必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

◎保健予防課長 こちらとしては、施設の利用は承認しているのですが、御利用されていない方については、今、連絡がされていないので、どういう方法があるか考えさせていただきたいと思います。

 

◆土屋のりこ 委員  3か月健診とか把握されると出会う場所があるかと思いますので、そういったところでアンケート項目に入れるとか、保健師が私のところも2回訪問に来てくださいましたけれども、そういったときに皆さんに聞くとか、いろいろ工夫できると思いますので、是非よろしくお願いします。

あと、宿泊型で区内での開拓をということで言われていますけれども、私は女子医大の方で分娩させていただいて、新しくできたということで、個室になったんですね。ワンフロアが全部産科の部屋になっていたのですが、利用されているのが3分の1ぐらいかなということで、かなりベッドに空きがあるという状況です。

大学病院で、なかなか無機質なところで産後ケアを選択する人がいるかどうかというのはちょっとあれですが、私の場合でしたら、すごく1週間いい時間を過ごさせていただいたし、助産師たちに丁寧にいろいろ教えていただいて、そのまま1週間女子医大で、せっかくベッドが3分の2空いていましたから、そういった空きがあるところで産後ケア1週間できたらもっとよかったなと思います。

ただ、産科の場合、突発的な緊急入院とかいろいろなことがありますから、やはり空きは確保しておかなきゃいけないということもあるでしょうけれども、せっかく女子医大というものが、足立区の地域の資源といいますか、できたわけですから、是非そういったところで開拓をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

◎衛生部長 女子医大は、土屋委員も御存じのように高度先進医療機関であり、本当に大変な方を診る病院として設置されております。ですけれども、土屋委員からも御要望がありましたように、区民の方からも、是非あそこで産後ケアをという御意見は頂いておりますので、区としても、それがかなうかは分からないですけれども、女子医大の方には声を届けてまいりたいと考えております。

 

◆土屋のりこ 委員  是非、お願いします。今、小児科の方では、医療的ケアが必要ではない母子に対しても相談に乗るという慈悲的な事業もされていますので、可能な範囲があるのではないかと思います。
今、妊産婦にとって困り事や困難というのは本当にたくさんあるので、それらを一つ一つ改善していくだけでも、足立区で子どもを産みたいと思えるようになるのではないかと感じますし、是非、様々な事業拡充、今ある事業を拡充して、困難を抱えている妊婦の支援を是非広げていただけたらと要望して終わります。

 

◆岡安たかし 委員  私からも3点ほど。まず、3ページの妊娠届出時の該当リスクで、イのやせ、肥満、特にやせが12.4%ということで、その下の図4には、ほぼ20代と30代ですけれども、20代ではやせ妊婦の方が10%ほど多いんですね。低体重出生児なんかは、このやせ過ぎというのが大きなリスク要因と指摘する医者もおります。
このあたり、届出時にこういうのが分かった場合、何か継続したアドバイスとかされているのかどうか、そこを教えてください。

 

◎保健予防課長 リスクの要因にはなりますので、やせ過ぎとか肥満の傾向がある方については、それに基づくアドバイスをさせていただいております。

 

◆岡安たかし 委員  基づいたアドバイスと言っちゃえばそれまでですけれども、それで改善されているとかどうとか、そういう統計もちゃんと出ているのでしょうか。

 

◎保健予防課長 この数字は妊娠届出時の数字でございまして、その後は、出産した後の面接などで状況を確認するということになっております。

 

◆岡安たかし 委員  要は、同一本人でそういう継続した支援、アドバイスの中で改善されているのかどうかというところを聞いているのですが、いかがですか。

 

◎衛生部長 実際に本当に改善されているかというところは、妊娠の直前の情報になりますけれども、それは全員の方が確認できているものではなくて、特にD妊婦に当たるような方については、母子手帳の体重の欄を確認しながら見ているところです。ただ、妊娠初期の段階で既にやせている方には、このままでいくと赤ちゃんも低栄養状態になって大きく育たないですよとか、2,500g以下で生まれてしまうと将来的には生活習慣病になりやすいとも言われているので、しっかり体重コントロールして、太り過ぎもよくないけれども、やせ過ぎのままで出産することがないようにという指導をしておりまして、それは一つ声を掛けることで、かなりの方に意識はしていただいていると捉えております。

 

◆岡安たかし 委員  これ以上あれですけれども、せっかく妊娠届出時にやせ過ぎというリスクが分かったわけですから、しっかりアドバイスなり支援をして、そこが改善できるようにお一人お一人の追っ掛けをしっかりしていくのも大事なのかなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それと、8ページの妊娠届アンケート、これリスク項目で保健所ごとに細かく分けていただいて大変見やすく、また、こういうふうに分けることによって様々分析ができるのかなと思うのですが、実際こういうふうに分けて、区として、何か特徴というか、この地域、あるいはこの項目に対して、足立区は他区と比べて、あるいは東京都平均と比べて、多いとか少ないとか、ここをこうしなきゃいけないとか、そういう分析はされているのかどうか教えてください。

 

◎保健予防課長 これは全体の傾向を見るために行ってございますので、特にこれの一つ一つを捉えて、ほかと比べてというところまでは行っておりません。何か研究するときの材料として提供しているところでございます。

 

◎衛生部長 ただ、全くしていないわけでもなく、足立区は若年妊婦が多いとか、その傾向もありましてやせ妊婦が多くて、低出生体重児が多いというのもございますので、私ども目標値を掲げて、それが改善できるように取り組んでいるところです。

 

◆岡安たかし 委員  他区とか東京都とか他市が、同じような項目を挙げてこういうものを作っていなければなかなか比べられませんが、なるべく比べられるところがあったら比べながら、今、一つの傾向性は、低出生体重児とか、あと多分若い妊婦、あるいはシングルマザーが多いのかなというのも、分かりませんけれども、そういうのを区内を歩いて感じるところでありますので、そこに対してリスクがあるのかどうか。あれば、やはりしっかり支援していかなければいけないということで、せっかく作ったこういう表ですし、これからも継続してこういう表を作りながら、支援につなげていただければと思います。要望ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。
最後に、デイサービス型の産後ケア、最後のページに今後の拡充等を検討していくということで、先ほども他の委員の答弁の中で、施設増、定員増を図っていきたいと。これはアンケートからもそういうことを希望されているので、やはり施設増、定員増を図っていくことは大事だと思います。
現時点で、その施設増の見通し、先ほど偏在もないようにと言っていましたけれども、偏在ないように増やしていく、その見通しというのはある程度ついているのかどうか、そこを教えてください。

 

◎保健予防課長 デイサービス型をやってみたいと興味を示している事業者もございますので、そういったところと調整して、数が増やせるように努力したいと思っております。

 

◆岡安たかし 委員  偏在ないようにいけそうですか。

 

◎保健予防課長 施設の所在地は、足立区の中心地のある今の場所とは全く違う場所ですので、偏在は少し解消されるのではないかと思います。

 

◆岡安たかし 委員  しつこくなるのでやめますけれども、やはりできるだけ東西南北とか、最悪東西ぐらい、あればいいなと思いますので、そこは本当に大変でしょうけれども、しっかり医療機関とも協議していただきながら、御努力をお願いしたいと思います。

 

◆ぬかが和子 委員  この陳情を3年以上審査してきて、本当にいろいろな分野で進んできたなと思っています。
一方で、なかなか進まないなと思っている分野があります。それが乳房ケアです。この乳房ケアについては、区はどう考えているでしょうか。

 

◎衛生部長 度々御意見を頂いているところです。私ども、まず産前は、母親学級などを中心に乳房ケアの説明をし、手入れを28週目以降にしていただくようなお話をしています。出産後は、病院からの指導の下、実施していただくことと、あとは赤ちゃん訪問のときに助産師もそのことには触れて、悩みがあればそこで聞くようにしています。
あと、こども商品券なども使って産院で乳房ケアを受けられるような制度も、今、整えてきているところです。まだ十分とは言えないかもしれませんが、引き続き、ここがお母様たちの要望に応えられるように、できる限り拡充できるように努めてまいります。

 

◆ぬかが和子 委員  宿泊型の産後ケアのアンケートの中でも、自由記載欄の中で、やはり乳房ケアを受けられたことがとてもよかったと。
特に初めての妊産婦だと、一番悩ましいのが乳房ケアなわけですよ。私も、それ以外のことは分かっても乳房ケアのことはなかなか分からないというか、そういう人は結構多いなと思っています。
前にも、どなたか質問した方もいますけれども、いろいろ、今、衛生部長お答えいただいたけれども、お隣の葛飾区ではどうかというと、ちゃんとそのメニューの中に乳房ケアというのが、足立区で言うと産後ケアのメニューと同じように妊産婦のところのホームページに出ているわけです。その乳房ケアは、1回につき上限4,000円を区が負担して補助をしますと。そして、4,000円を超える部分は自己負担、住民税非課税世帯や生活保護世帯は減免制度がありますと。葛飾区でも、出産する病院や、あと助産師、そういうところの出張も含めての乳房ケア、制度として紹介しているわけですよ。
でも、足立区では、一般的な母親学級といいますか、産前の保健所での指導、これ乳房ケアじゃないですね、指導ですよね。
やはりここは、お隣の葛飾区でやれていてなぜ足立区でやれないのか、やろうとしないのかというのが、私は疑問でしようがないのですが、どうでしょうか。

 

◎衛生部長 制度として紹介するということは、私どもも改めて考えてみて、できれば分かりやすく、こういうふうにこども商品券が乳房ケアを受ける際に活用できますよとか、乳房ケアについての話を聞ける場所はこういったところですよという制度については、周知できるように早めに改善したいと思います。

もう一つ、4,000円相当の補助をすることにつきましては、乳房ケアを必要とする母乳育児の方と、それを必要としない粉ミルクなどの対応の方がいらっしゃいますので、片方の方だけ支援するというのは難しい、そういう課題があると考えております。

現在、全員の方にお渡ししているこども商品券の中で足立区は使える工夫をしておりますので、一部助成をするということは、今後の研究課題といたします。

 

◆ぬかが和子 委員  それは詭弁にしかすぎないというか、それを言ってしまうと、ほかで乳房ケアをやっている自治体を否定することにもなるわけですよ。

とりわけ出産直後、産休、育休があるわけですよ。そういう中でほとんどの方は、母乳が出るならば母乳をあげたいと思っているわけです。実際に、私もそうでしたけれども、ミルクに移行するというのは、母乳の出がよくないとか、そういうことからミルクに移行するわけですよ。ましてや科学的にも、衛生部だから百も御存じのように、母乳をあげていた方が免疫の関係とかでもいいわけです。それ分かっているわけですよ。

だから、別に女性が家庭にとかそういう意味ではなくて、産休も育休もある中できちんと母乳があげられるような、あげたくない人というのはしようがないにしても、そういう環境を整えるというのは、行政の役割として大きいのではないかと。

それをミルクの人と母乳の人と差があるから、母乳の人にだけお金出すのはけしからんみたいな、そういう議論というのは非常に問題ではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 

◎衛生部長 今、お名前を挙げていただいたような自治体にも聞き取りながら、今後の制度については引き続き研究してまいります。

◆ぬかが和子 委員  是非前向きに、そして区としても、なるべく母乳が出るように、応援しているんだよということを示せるように、衛生部としても保健所としてもやっていただきたいと要望して終わります。

 

○大竹さよこ 委員長  他に質疑ございませんか。

 

◆しぶや竜一 委員  私から1点だけですけれども、宿泊型産後ケアのアンケートで、この事業を何で知りましたかというところで、実施施設からの案内が一番多かったというところは当然なのかなと思いますけれども、実施施設からの案内というのは、その利用者に対してどのような案内があって、どういうふうな利用の経緯に至ったのか、もう少し教えていただければありがたいなと思います。

 

◎保健予防課長 5ページの(イ)のところを見ていただくと、分娩施設からの案内というのがございますので、実施施設というのは、この分娩施設のことでございます。そこからの案内があったということです。

 

◆しぶや竜一 委員  分かりました。ありがとうございます。もう1点、区のホームページというところがありますけれども、保健予防課長も考えてくださっていると思うのですが、区のホームページを見させていただいても、産後ケアのデイサービス型、主にこの利用者の方々の意見が反映されているかなと思います。
 宿泊型の方についてはまだ記載されていないというところで、せっかくなのでその他のこういった、ベテランの助産師、保育士の方々にたくさん指導してもらえてとても心強かったですとか、そういった利用者の声も、是非ともホームページに利用者の声といったところで反映させていただければなと思うのですが、その点についてはいかがですか。

 

◎保健予防課長 手前みそにならない程度に、御利用者の意見を選んで載せたいと思います。

 

◆しぶや竜一 委員  分かりました。よろしくお願いします。

 

○大竹さよこ 委員長  他に質疑ございますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]

 

○大竹さよこ 委員長  質疑なしと認めます。
 各会派の意見をお願いいたします。

 

◆ただ太郎 委員    継続です。

◆いいくら昭二 委員  我が会派は、この子ども・子育て支援対策調査特別委員会がスタートした7月の当時におきまして、この集計表が11月に出るということで、それを見て様々な議論をしていきたいという御答弁をさせていただいて、そんな経過ですけれども、産後ケアの宿泊型、またデイサービス型、おおむね良好だったということで認識しています。

しかしながら、足立区には課題が多いということで、今後また継続的に審査をしていきたいということで、今回は継続ということでお願いします。

 

◆きたがわ秀和 委員  デイサービス型、宿泊型と、一歩一歩子どもを産み育てる環境というのを前に進めてきたというところは当然ありますけれども、先ほどぬかが委員が、乳房ケアの問題とかまだ足立区として十分でない部分、そういったところを更に前に進めていただきたい、そういう立場で採択を求めたいと思います。

 

◆土屋のりこ 委員  様々議論もあるところですが、産後ケアにしても、訪問型というのもありますよね、まだ足立区では実践されていませんが。
 それと、先ほど私も言ったスマイルパパ面接だったり、様々もっと充実させていただきたいと思いますし、議論もしたいと思うのですが、そういった様々なところを前に進めていくという意味でも採択を求めます。

◆市川おさと 委員  継続。

 

○大竹さよこ 委員長  これより採決をいたします。
 本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]

○大竹さよこ 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査といたします。