長谷川たかこの政策
政策目次へ戻る
地域の特徴・特色を生かした街づくり
足立ブランドの充実
魅力ある図書館づくり
特色ある公園づくり
商店街の活性化
芸術の街あだちの発信

魅力ある図書館づくり

達成度 ★★★

本は「過去・現在」のさまざまな叡智の集積であり、子たちの育ちや学びにおいて、極めて重要な役割を果たします。
もちろん子ども達だけでなく、広く区民の皆さんに本に接する機会を増やしていきたいと考えています。

現在、足立区には20箇所の図書館施設がありますが、人口66万人が暮らし、広大な面積がある足立区においては、決して十分な数とは言えません。

実際に、例えば綾瀬地区などはいわゆる「図書館空白地」であり、綾瀬地区の皆さんが図書館を利用したく思っても、東和や中央本町、北千住まで行かなければなりません。


もちろん図書館の新設には経費がかかります。
しかし、「知の集積基地である図書館」を持つことは、未来への投資とも言えます。

使われていない区有施設などを再活用することにより、整備経費を抑えるなどさまざまな工夫をしながら、足立区で育つ子ども達、生活する皆さんがどこでも気軽に図書館を利用できる環境づくりを目指します。


また、足立区に現在ある図書館もを訪れると、どこも似たような図書が並ぶ図書館になっています。
もちろん話題の新刊本などは、どこの図書館でも需要があります。
また、小さな子ども達用の絵本なども、地域で暮らす保護者の皆さんとっては、活用の機会が多いと思います。

しかし、どの図書館の広く浅く図書の収集をしていると、それぞれの図書館で同じような本が重なり、足立区全体としての「知の集積」という点で、有効とは言えません。

そこで新刊本や絵本、児童書など多くの皆さんから要望のある蔵書は確保しながらも、その他の蔵書については、図書館ごとに専門性を持たせることも提案しています。

例えば、ある図書館は理工学関係の本が充実している、またある図書館は国内外の文学関係の本が豊富である。
さらに、歴史関係の書籍が多い図書館、医学関係の専門書が並ぶ図書館などです。

普通の図書館の感覚では棚に並ぶことのない専門性の高い本を置くことで、ある目的を持った方には非常に役に立ちます。
普通の図書館にはない本ですので、区外から足立区を訪れる人が増えるかも知れません。

足立区の図書館がそれぞれに専門性を持ち、その専門性の高い蔵書をそろえることで、足立区全体で見たときに、さまざまな分野において極めて専門書の充実した街にすることが出来ます。


また区立図書館だけでなく、例えば小学校や中学校、高校などの図書室の蔵書も区立図書館の蔵書を管理するネットワークに加えることで、さらに「知の集積」を進めることも出来ます。

ひとつの図書館にいろいろな分野の本をそろえようとすると、予算や広さの問題から収集できる専門書などの限度があります。
しかし、ひとつの図書館である分野に特化して本を収集することが出来れば、より専門性の高い本の収集も可能となります。

区内の専門性を持った図書館を一つのネットワークでつなげることにより、足立区全体で「ひとつの大きな図書館」にすることも出来ると思います。。

子ども達から、大学生、専門家まで訪れる「知の集積地 足立区」を目指します。

達成度 ★★★


他の自治体の例など調査・研究。

★★
区の担当職員からのヒヤリング。
さまざまな図書館の視察など。

★★★
決算特別委員会で、魅力ある図書館づくりとして、専門性の高い図書を集めた図書館、地域の図書館のネットワーク強化を提案。