みんなにやさしい街づくり
生活困窮者に対する自立相談支援事業
達成度  ★★★★★

生活困窮者、いわゆる生きづらさを抱えている人に対する支援策を構築することは、区として最も優先度の高い施策です。
生活保護受給者からの脱却、福祉にかかる費用、それに伴う人的負担や担税力の回復、当事者に対する社会参加の場の創出と様々な課題をクリアしていかなくてはいけません。
とかく、国の事業も各自治体間での支援も就労支援がクローズアップされてきました。しかし、一番大事なことは、その前段階の生活支援です。精神障害などで悩み苦しむ当事者たち、そしてその当事者を支える家族に対しての支援を行っていくことは最も重要です。

今迄、国では家族を含めた手厚い支援策は示されていませんでした。
来年度から国が始める「生活支援戦略」では、経済的に困窮している人や社会的に孤立している人に対して早期発見を行い、個々に合わせた自立生活のためのプランを作成することが盛り込まれています。如何にそのような人たちを発見し、家族をも含めた支援策として受け皿を作っていくのか。まさに各自治体間で今後、試行錯誤を重ねながら、支援策を練っていく課題でもあります。

生活困窮者が23区で一番多い足立区として、国が提示している「生活支援戦略」事業を活用し、今後、23区でも一番といえる支援策を全力で構築していきたいと思います。

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