産業環境委員会が開かれました
10時より、産業環境委員会が開かれました。
最初に、区の担当者から報告事項の説明を受け、その後、挙手による討論です。
今回の議題は、以下の通りです。
陳情の審査
(1)受理番号22 廃プラスチックゴミを可燃ゴミ収集する事により、区内ゴミを増やさない具体的努力を求める陳情(前回:継続)
(2)受理番号30 廃プラスチックのサーマルリサイクルに関する陳情(前回:継続)
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(1)若年及びシニア世代向け就労支援事業の実施について
(2)「あだち異業種フォーラム2008」の開催について
(3)足立区廃棄物の処理及び再利用に関する条例施行規則の一部改正について
(4)「地球温暖化防止キャンペーン」の開催について
(5)庁舎内のごみ減量作戦(職員のマイバッグ・マイ箸の推進)
(6)「集まれ!あだちの環境応援団 表彰式・講演会」の開催について
外 情報連絡事項 産業経済部4件
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今日は、温暖化防止に向けて区としてどのように取り組んでいくのか、具体的な話しも出ました。
ひとつひとつの取り組みでは、CO2をはじめとする温室効果ガスを削減できる量は、決して多いものではありませんが、環境問題では、その小さな積み重ね
が結果として大きな前進になります。
これは、何も区役所の中だけの話ではなく、区民の皆さんの普段の生活の中でも実践していけることです。
私も、お買い物に行く時にはマイバッグを持って行きます。
ひとりひとりの環境問題への関心、意識の改革、ちょっとした努力。これに勝る環境対策はありません。
〜以下、委員会発言要旨抜粋です〜
<長谷川> 最初にマイ箸ですが、足立区外の小学校では、箸、スプーン、フォーク持参の学校が現に複数あります。衛生面の問題も、児童にきちんと必ず持ち
帰らせ、家で洗ってくればクリアできる問題で、すぐにでも実行可能ではないでしょうか。
是非、足立区でも積極的に(箸類持参)考えていただきたいと思いますが、如何でしょうか。
<環境推進課長> その点につきましては、教育委員会と調整をしていきます。
<長谷川> 地球温暖化防止キャンペーンですが、パソコンによるエコ度診断は、期間が過ぎてしまうと終了ですか?
<環境推進課長> 環境省が出している、一定のこういうことをしたらどの位CO2が削減できるかという一覧表がございまして、それをこの時には楽しくやっ
ていただこうということで、ノートパソコンに取り組みまして、自分でやっているのにチェックをしていただいて、そうするとあなたは頑張っていますとか、そ
ういうのが出てちょっと遊びの感覚でやっていただくということですが、その表は変わらないものですから、その方たちに配布して、自宅で行うことで継続はで
きると思います。
<長谷川> 是非、何かしらの形で区役所のホームページを活用して、期間終了後も区のホームページで引き続きできるようにすれば、区民の皆さんへの周知活
動、啓発活動になりますので、是非続けてください。
白熱電球と電球型蛍光球の消費電力比較ですが、白熱電球と電球型蛍光球の区の施設での切り替え状況は如何でしょうか。
<環境推進課> はっきりとした数字は分かりませんが、施設課に聞いた話ですと、北館の改修の時にはそれはすんでいるようなお話で、順次そういう省エネ型
の蛍光にしている話は聞いております。
<長谷川> それぞれの白熱電球と電球型蛍光球の価格の違いは?
<環境推進課> これはあくまでも家庭用でやりたいと思っているのですが、今スーパーの価格等を見ていますと、いろいろですけれども、大体2倍から3倍、
4倍位の幅ですね。
ただ、消費電力が5分の1で、なおかつ、もつのが5倍と、そういうお得ですという表示がございます。
<長谷川> 一つ切りかえると、年間でどの位のCO2削減になりますか?
<環境推進課> 蛍光ランプに取り換えますと、年間でCO2が32kg削減できます。ですから、杉の木が1本14kgですから、家庭全体で2.5位でしょ
うか。
<長谷川> 光の祭典について質問をいたします。
足立区活性化のために、この光の祭典は大変賛成しておりますが、この一連のイベントで使用するエネルギー、期間内でどれくらいのCO2が発生していると
推計されますか?
<観光交流課長> CO2の発生量までは把握してございませんけれども、それにかわる電気の使用量は2006年の前回の時、約20万円程度、その前年の
2005年は約30万円、電気料金に換算して。
今年はまだ清算しておりませんが、恐らく20万円を下回るだろうと事業者からは伺っております。
<長谷川> 代表質問で、カラーユニバーサルデザイン、カラーバリアフリーについて発言をさせていただきました。今回、サーマルリサイクルが開始されます
が、それにあたってゴミ分別表が新しく作成されるかと思います。
カラーユニバーサルデザインを是非、導入していただきたいと思いますが如何でしょうか。
<計画課長> そういったご質問もいただきまして、かなりそういった対象の方がおられるという事で、現在、カラーユニバーサルデザインの専門家、伊賀さん
という方ですけれども、15日にお伺いしましてアドバイスを頂いたところです。可能なものは取り入れていきたいと考えております。