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赤ちゃん駅事業の内容が変更になりました!

以前にも、このホームページで取り上げました「赤ちゃん駅事業」ですが、少子化対策調査特別委員会が、なくなってしまいましたので、その議論は厚生委員 会に引き継がれています。

 本日、午前に厚生委員会が開かれ、「赤ちゃん駅」についても議論がありました。
 残念ながら、私は厚生委員ではありませんし、別の用事があったために委員会の傍聴もできませんでした。
 委員会の詳しい内容は、議事録が出来上がるのを待ちたいと思いますが、ひとまず、同じ会派の議員から、委員会の内容をお聞きすることができました。


 以前に、行政側より提示された赤ちゃん駅事業の案は、他の自治体で実施されている例を参考にすると、まだまだ検討すべき点があると考えました。
 そこで、実際に同じような事業を行っている自治体へ視察に行き、担当者や現場の保育士さんから直接お話しを聞いた上で、少子化対策調査特別委員会や区の 担当者との話の中で、私なりの改善点を盛り込んだ提案をさせていただきました。

 (赤ちゃん駅事業の概要や委員会での議論の様子、私の提案などは、3月14日3月15日の視察に関する記事、また4月14日、5月10日の委員会の記事をご覧ください。)


 その結果、本日、厚生委員会に報告され、議論された内容を拝見すると、前回の案より、随分修正がされていました。
 主な変更箇所は以下の通りです。

【1】名称の変更
  赤ちゃん駅事業 <変更前>
      ↓
  赤ちゃんほっとスポット事業 <変更後>

【2】実施保育園数の変更
  区内全域の89か所の公私立の認可保育園で実施 <変更前>
      ↓
  区内54か所の区立保育園中 18か所で実施 <変更後>
   ※18園は公園や駅、スーパーに近い区立保育園を中心に選定。

【3】予算額の変更
  1園につき5万円、89か所で、合計450万円の予算 <変更前>
  (主に、看板代などに充てる)
      ↓
  1園につき1万8千円程度、合計32万4千円の予算 <変更後>
  (看板だけでなく、各保育園のマットなどの備品にも充てる)


 以上のように、当初、私が問題点として考えていた、「区内全域での一律実施」や「1園5万円という看板代」などが変更となっています。
 今回、委員会での提案などから、担当部署でも保育園などの調査を行い、当初の公私立保育園を89か所から18か所に選定をしていただき、また予算などの 内容も検討していただきました。
 その結果、より効率的な事業になったのではないかと思います。


 委員会での提案、また何回かの話し合いから、担当部署の皆さんには、私の提案の主旨を十分にご理解いただき、ご検討いただいたことに感謝いたします。

 今後も、行政の方々と一緒になって、私もさらに研究調査をしながら、本当に区民の皆さんのお役に立つ、より効率的な政策を提案していきたいと思います。


 この「赤ちゃんほっとスポット」の事業としては、東京都が既に行っている赤ちゃん駅事業との連携を強化、また、以前、少子化調査特別委員会で提案をしま したが、子育てサロンを商店街の空き店舗に導入をし、子育てサロンとのタイアップを検討することなども考えられます。

 今後も皆さんのお声を聞き、利用状況などを見ながら、担当者と議論を交わし、本当に区民の皆さんにとって便利で有効な事業に発展していくよう、さらなる 提案をしていきたいと思います。



***赤ちゃんほっとスポット実施予定の保育園***

あやせ保育園
伊興保育園
いりや第二保育園
梅田保育園
大谷田第二保育園
栗原保育園
弘道保育園
新田わかば保育園
すわぎ保育園
千住あずま保育園
竹ノ塚保育園
辰沼保育園
西保木間保育園
花畑保育園
平野保育園
宮城保育園
本木保育園
元町保育園
     (以上18園で、7月10日より開始予定)