一般質問の内容 「子ども政策:出産・子育てについて」
先日より、9月25日に本会議において行いました一般質問の内容をご紹介しています。
本日は第3弾といたしまして、子ども政策の中から「出産・子育て」についての質問とその答弁をご紹介します。
私自身、足立区で出産を経験し、子育ての真っ最中です!
足立区が「子育て環境 日本一」になるように、今後も、自分経験、そして区民の皆様のお声を、足立区の政策に反映させていきたいと思います。
今回は、以下の2つのテーマで質問を行いました。
① 出産育児一時金について
② 子育てサロンについて
*****以下、私の質問とその答弁です*****
次に、子ども政策についてお尋ねいたします。
先日の区長のあいさつにもございましたが、区長も「子ども政策」を重要な政策と位置付けられています。
犯罪の低年齢化や、教育現場などの現状のさまざまな諸問題を解決することはもちろん、未来を見据えた政策という点においても、私も、足立区の将来を担う 子どもたちを、大切に育んでいくことは、非常に大切なことだと思います。
そこで、まず、子ども政策の中から、出産育児一時金に関する制度についてご質問いたします。
現在、出産にかかる費用は、全国平均で40万円前後と言われています。
子どもを産むご夫婦を応援するために、国民健康保険法による出産育児一時金の支給があります。
しかし、この一時金ですが、健康保険法に規定されている額が、実際に出産にかかる費用を大きく下回っているという問題や、本当に必要なタイミングで支払 われないなどの問題もあるようです。
本当に必要な時にお金が手元に届くために、出産育児一時金の支給を受けることが見込まれる世帯主に対して、一時金の支給を受けるまでの間、貸付制度を設 けるように各自治体に国からの通達がありました。
それを受け、足立区では、平成13年11月に出産費資金貸付条例を制定していますが、貸付の上限額が、一時金の支払い見込み額の8割と低く設定されてい ます。
これは、厚生労働省の通達の参考例を基に決められているとお聞きしましたが、実際の出産にかかる金額に満たない一時金の、さらに8割では、本当に必要と している方には、十分な金額とは言えません。
【問】そこで、ぜひとも、足立区においては、貸付金の上限を出産育児一時金の支払い見込み額の10割へと変更していただきたいと思いますが、如何でしょう か?
次に、子育てサロンについて、ご質問いたします。
現在、区内10か所で行われている子育てサロンですが、利用者数やアンケートなどを見ても、おおむね好評のようです。
また、平成23年度までに、15か所の開設を目標として広げていくとのお話しをいただきました。
今後も、さらに足立区全体に広がっていくことを期待いたします。
さて、子育てサロンを拡大していくにあたり、施設の場所やスペースなどの問題も生じてくることと思います。
【問】そこで、十分なスペースが確保できない場合などは、その条件等に応じて、従来の子育てサロンのサービスをすべて行うのではなく、一部だけでも運営で きるような、簡易版の子育てサロンを導入するという方法もあると思いますがいかがでしょうか?
【問】また、子育てサロンの候補地として、商店街の空き店舗などを利用してはいかがでしょうか?
これは、便利な立地条件、商店街の空き店舗の有効活用、人が訪れることによる商店街の活性化など、いくつものプラスの効果が期待できます。
【問】さらに、現在、区内の保育園で実施されている「赤ちゃんほっとスポット」との連携を行うことにより、関係する行政サービスの一体化・複合化を行い、 より便利で手厚いサービスが可能になると思いますが、如何でしょうか?
*****以下、答弁です*****
<区民部長>
出産育児一時金に関してお答えします。
出産育児一時金の貸付は、出産直後の医療機関からの請求に対応できるよう、出産予定日の1ヶ月前に八割を限度として貸し出す制度でございます。
出産育児一時金は原則として、出産日に足立区の国民健康保険に加入していることが支給要件となっております。
したがって、受給権確定前には、出産育児一時金の十分の八を貸し付けております。貸付で不足する費用につきましては、条件が該当すれば、応急小口資金貸 付制度を利用することができます。
なお、平成十九年四月一日より出産育児一時金の受取代理制度が開始され、足立区が職説医療機関へ支払うことにより、被保険者の手続きの負担を軽減してお ります。
現在徐々にですが、貸付から代理制度の利用へと移ってきております。
今後も受取代理制度の利用をすすめてまいります。
<子ども家庭部長>
簡易版の子育てサロンの導入についてお答えします。
子育てサロンは設置計画に基づき、10組程度の親子が集える広さを確保できることを基準に整備を進めています。
また、サービスにつきましては、授乳やオムツ替え設備を必須条件に、絵本、おもちゃ等をそろえ、親子が自由に集える場所を提供しています。
整備には、全てのサービスの提供を条件としておりませんので、今後も、候補施設があれば柔軟に対応してまいりたいと考えております。
次に、商店街の空き店舗等の利用につきましてお答えします。
今後、商店街の状況や設置計画に基づく立地、家賃等の諸条件を調査し、有効な空き店舗があれば、利用の可否について検討してまいります。
次に、「赤ちゃんほっとスポット」との連携についてお答えします。
現在、子育てサロンでは、授乳やおむつ替え等にお立ち寄りになった方に、利用登録がなくても場所を提供しております。
今年度、保育園で「赤ちゃんほっとスポット」事業がスタートしたことから、区民の利便性向上のため、連携して移送のPRに努めてまいります。
本日は第3弾といたしまして、子ども政策の中から「出産・子育て」についての質問とその答弁をご紹介します。
私自身、足立区で出産を経験し、子育ての真っ最中です!
足立区が「子育て環境 日本一」になるように、今後も、自分経験、そして区民の皆様のお声を、足立区の政策に反映させていきたいと思います。
今回は、以下の2つのテーマで質問を行いました。
① 出産育児一時金について
② 子育てサロンについて
*****以下、私の質問とその答弁です*****
次に、子ども政策についてお尋ねいたします。
先日の区長のあいさつにもございましたが、区長も「子ども政策」を重要な政策と位置付けられています。
犯罪の低年齢化や、教育現場などの現状のさまざまな諸問題を解決することはもちろん、未来を見据えた政策という点においても、私も、足立区の将来を担う 子どもたちを、大切に育んでいくことは、非常に大切なことだと思います。
そこで、まず、子ども政策の中から、出産育児一時金に関する制度についてご質問いたします。
現在、出産にかかる費用は、全国平均で40万円前後と言われています。
子どもを産むご夫婦を応援するために、国民健康保険法による出産育児一時金の支給があります。
しかし、この一時金ですが、健康保険法に規定されている額が、実際に出産にかかる費用を大きく下回っているという問題や、本当に必要なタイミングで支払 われないなどの問題もあるようです。
本当に必要な時にお金が手元に届くために、出産育児一時金の支給を受けることが見込まれる世帯主に対して、一時金の支給を受けるまでの間、貸付制度を設 けるように各自治体に国からの通達がありました。
それを受け、足立区では、平成13年11月に出産費資金貸付条例を制定していますが、貸付の上限額が、一時金の支払い見込み額の8割と低く設定されてい ます。
これは、厚生労働省の通達の参考例を基に決められているとお聞きしましたが、実際の出産にかかる金額に満たない一時金の、さらに8割では、本当に必要と している方には、十分な金額とは言えません。
【問】そこで、ぜひとも、足立区においては、貸付金の上限を出産育児一時金の支払い見込み額の10割へと変更していただきたいと思いますが、如何でしょう か?
次に、子育てサロンについて、ご質問いたします。
現在、区内10か所で行われている子育てサロンですが、利用者数やアンケートなどを見ても、おおむね好評のようです。
また、平成23年度までに、15か所の開設を目標として広げていくとのお話しをいただきました。
今後も、さらに足立区全体に広がっていくことを期待いたします。
さて、子育てサロンを拡大していくにあたり、施設の場所やスペースなどの問題も生じてくることと思います。
【問】そこで、十分なスペースが確保できない場合などは、その条件等に応じて、従来の子育てサロンのサービスをすべて行うのではなく、一部だけでも運営で きるような、簡易版の子育てサロンを導入するという方法もあると思いますがいかがでしょうか?
【問】また、子育てサロンの候補地として、商店街の空き店舗などを利用してはいかがでしょうか?
これは、便利な立地条件、商店街の空き店舗の有効活用、人が訪れることによる商店街の活性化など、いくつものプラスの効果が期待できます。
【問】さらに、現在、区内の保育園で実施されている「赤ちゃんほっとスポット」との連携を行うことにより、関係する行政サービスの一体化・複合化を行い、 より便利で手厚いサービスが可能になると思いますが、如何でしょうか?
*****以下、答弁です*****
<区民部長>
出産育児一時金に関してお答えします。
出産育児一時金の貸付は、出産直後の医療機関からの請求に対応できるよう、出産予定日の1ヶ月前に八割を限度として貸し出す制度でございます。
出産育児一時金は原則として、出産日に足立区の国民健康保険に加入していることが支給要件となっております。
したがって、受給権確定前には、出産育児一時金の十分の八を貸し付けております。貸付で不足する費用につきましては、条件が該当すれば、応急小口資金貸 付制度を利用することができます。
なお、平成十九年四月一日より出産育児一時金の受取代理制度が開始され、足立区が職説医療機関へ支払うことにより、被保険者の手続きの負担を軽減してお ります。
現在徐々にですが、貸付から代理制度の利用へと移ってきております。
今後も受取代理制度の利用をすすめてまいります。
<子ども家庭部長>
簡易版の子育てサロンの導入についてお答えします。
子育てサロンは設置計画に基づき、10組程度の親子が集える広さを確保できることを基準に整備を進めています。
また、サービスにつきましては、授乳やオムツ替え設備を必須条件に、絵本、おもちゃ等をそろえ、親子が自由に集える場所を提供しています。
整備には、全てのサービスの提供を条件としておりませんので、今後も、候補施設があれば柔軟に対応してまいりたいと考えております。
次に、商店街の空き店舗等の利用につきましてお答えします。
今後、商店街の状況や設置計画に基づく立地、家賃等の諸条件を調査し、有効な空き店舗があれば、利用の可否について検討してまいります。
次に、「赤ちゃんほっとスポット」との連携についてお答えします。
現在、子育てサロンでは、授乳やおむつ替え等にお立ち寄りになった方に、利用登録がなくても場所を提供しております。
今年度、保育園で「赤ちゃんほっとスポット」事業がスタートしたことから、区民の利便性向上のため、連携して移送のPRに努めてまいります。