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NPOでご活躍のご夫婦と面会


 今日は、精神障害と乳がん検診について、先日書きましたピンクリボンの会、NPO法人レスポワールでご活躍の区民の方とお話しをする機会がありました。

 足立区では、毎年、足立区乳がん体験者の会である「たんぽぽの会」が主催の、ピンクリボン運動が展開されています。
 先日も、月に一度の自己検診の呼びかけと、乳がん早期発見の重要性を訴えるためのイベントが開かれ、私も参加してきました。( 詳しくは、10 月30日の記事をご覧下さい)


 足立区の乳がん検診は「40歳以上、2年に1回の実施」、実施方法は「乳房エックス線検査(マンモグラフィ)と視触診の併用」になっています。
 私が昨年、初めて受診した乳がん検診は、視触診のみで、 マンモグラフィが入っていませんでした。
 30歳代以下の女性では乳腺密度が高いため、マンモグラフィによる検診での乳がん発見は難しいとのことで、足立区では、40歳以上がマンモグラフィの対象者となっています。
 30歳代以下の乳がん検診について超音波(エコー)検査の有効とも言われています。足立区では、研究や国のがん指針などの動向を見極めながら、今後の検診のあり方を見直すそうです。

 自分でも日頃からチェックをすること、毎年健診を受けることで早期診断・早期治療にもつながります。
 今後、区民の皆さんの命・家族を守るためにも、乳がん早期発見の呼びかけを、民間と行政との連携事業として進めていくことが必要だと思います。


 精神障害の話では、精神障害者のグループホーム、ケアホームが綾瀬・東和地区にはないとのお話しを頂きました。
 確かに、現在あるのは、本木、花畑、西新井、西新井本町、千住仲町、保木間のみで、綾瀬・東和地区は空白状況にあります。
 今後、各施設に実際にお伺いし、現場の方々のご意見などを頂きながら、施設も含め、さまざまな支援体制が、足立区の全地域で行っていけるよう、私も調査し勉強していくつもりです。

 もう一つのご意見として、興味深かったものは、区役所中央館1階に、精神障害の方々が作られた品物を販売する場所として、売店を作ってほしいとのお話しもありました。
 足立区内には、さまざまな公益性の高い活動をされている団体も沢山ありますので、区の施設やスペースを、そのような団体の方々に有効に利用してもらうことは、非常にいいことだと思います。
 他の方々のご意見なども聞きながら、私なりにアイデアをまとめて、区の担当者とも話し合いたいと思います。


 今日のように、実際に取り組みを行い、現場でさまざまなご苦労をされている方々のお話しをお聞きできることは、大変勉強になります。
 これからも、区民の皆さんの生の声をお聞きし、勉強を深め、「足立区に暮らすみんなが住みやすい、誰にでも優しい足立区」の実現のために、全力で取り組んでいきたいと思います。