新型インフルエンザの国内発生
メキシコ・アメリカ・カナダをはじめとする諸外国で、急速に感染が拡大していた新型インフルエンザについては、日本では、検疫による水際での対策に軸が置かれていました。
しかし、ついに昨日、神戸の高校生が国内初の感染と確認されたのに続き、大阪の高校でも、生徒の集団感染が発覚するなど、日本国内において、感染が広がる可能性も大きくなってきました。
足立区でも、今月1日に対策本部が設置され、区民の皆さんの健康と安全を守るために準備を進めています。
区民の皆さんも、ぜひ正確な情報に基づき、それぞれのご家庭において、予防・感染防止の取り組み・準備を行って頂きたいと思います。
以下は、足立区の新型インフルエンザについてのホームページです。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/010/d05500003.html
東京23区内を見ると、品川区が先週、「広報しながわの号外」を発行し、相談窓口などの情報の提供とともに、国内発生の状況に応じては、区役所の入口の制限や業務の一部を停止することもあり得るなど、より具体的な情報を区民の皆さんに向けて発信しています。
いたずらに不安を招くようなことはすべきではありませんが、今後、区としてどのような事態を想定しているか、どのように対応していくかを、区民の皆さんのお知らせすることは、逆に「足立区は、ちゃんと区民のことを考え、対策を検討している」という安心感を、区民の皆さんに持っていただけると思います。
今後、足立区も区としての行動計画を、区民の皆さんにお知らせしていくことも必要だと考えています。
事態が深刻化する前に、先手先手の対策を行い、区民の皆さんに正確で、本当に必要な情報が伝わるように、区の担当者に要望していきたいと思います。