成果報告:総務委員会 旧東部工事事務所の活用について
今日の午前中の総務委員会で、旧東部工事事務所の活用についての報告事項がありました。
私は、総務委員会の委員ではないのですが、私が以前から取り組んでいるテーマということもあり、傍聴してきました。
以前から皆様にお伝えしているように、旧東部工事事務所用地について有効的に活用できないか要望、政策提言をしております。
今回、総務委員会の報告で、旧東部工事事務所用地及び施設について、東京未来大学の運営母体である学校法人 三幸学園と随意契約をすることで協議を進めていくことになりました。
また、この内容については、今後の基本方針を地元住民に説明をしていくとのことです。
もともと旧東部工事事務所用地及び施設は土地と建物を一体として売却するために過去に2度一般競争入札をしていますが、不調に終わっております。
また、地域の皆さんからの声から、私自身、この建物を売却せずに区として有効活用するように再三、議会、委員会で質問、政策提案をさせて頂いています。
現在の施設の活用状況は、1・2階を足立若葉保育園の改築期間中の仮園舎として、平成23年5月まで暫定利用しており、また、それに引き続き、知的障がい者施設うめだ・あけぼの学園改築期間中の仮園舎として、平成23年10月から平成25年3月まで暫定利用することが決定しました。
今回の三幸学園での活用提案としては、東京未来大学の有する専門性を発揮し、子どもや保護者、不登校、発達障害、待機児童、実学教育などをキーワードに最新の知識及び技術を提供することを目的とするようです。
この暫定利用期間中に利用されない3階から6階までと、暫定利用期間終了後の全館を教育関連施設として活用し、大学および大学院、通信制の高校、認証保育所、学童保育質、発達障害支援、親子カウンセリング施設を創設したいとの提案をいただきました。
私は先日の代表質問で、足立区の各地区に特色を持たせ、綾瀬地区を子育て応援地区に検討することを提案しました。
綾瀬地区では、東綾瀬区民事務所、子ども家庭支援センターの建物が昭和40年代の建設で、施設の更新時期をむかえている状況です。
近場には、現在、保育園の仮園舎として活用されている旧東部工事事務所と交通公園なども隣接しており、近接する旧東部工事事務所の建物を含めた「子育て応援地域の中核施設」として整備計画をしていくこと等がその提案の内容です。
(詳しくは、<9月29日の記事>をご覧ください。)
総務委員会での報告はとても興味深く、区の施設の有効活用、そして特に綾瀬地区を子育て応援地区とする私の考えとも一致する点でもあります。
これらの件も考慮に入れながら更に検討をし、取り組んでいきたいと思います。