足立区議会 予算委員会 最終日
3月2日から3月9日までの日程で開催された予算委員会も本日で最終日でした。
23年度の予算をしっかりとチェックさせていただき、今後の足立区行政で必要な取り組みの確認と、運用にあたっての提案をさせて頂きました。
詳細については、後日、ご報告させていただきます。
来年度から、子ども家庭部を教育委員会に編入することも議論の対象となりましたが、私自身、これについてはベストではなく、ベターな手段であると考えています。
幼保一元化に代表されるような「子ども政策の一元化」は、ぜひ進めるべきとは思いますが、慎重に検討しなければならない案件です。
普通、分かりやすく考えると、子育て・保育・待機児童問題など、広く子ども政策の中の一部に、「教育」があるのであって、「教育」の中に「子育て」があるのではありません。
組織の改編、条例の改正は簡単ですが、その運用にあたっては、教育委員会の存在意義のひとつである「首長からの独立性」など、非常に根本的で難しい問題を含んでいます。
是非とも慎重に、また教育委員会制度の意義に反することの無いような、運営をお願いし、またそれらを問題提起とさせて頂きました。
以下、この6日間の審議の中で、私が質問、提案をさせて頂いた内容です。
・子ども家庭部の教育委員会への編入の運用のあり方について
・放課後子ども教室の平日毎日実施
・地下式の駐輪場も含めた、一時利用なども可能な便利で使いやすい駐輪場の整備の提案
・子宮頸がんのワクチンの接種率向上について
・保育園の待機児童問題の解決
・シティープロモーション課の活用
・親業研修について
・こんにちは赤ちゃん訪問事業について
中には、とても前向きな答弁をいただいた案件もありました。
今後も、机上のプランでなく、実現可能な建設的で、また具体的な提案を行い、区の職員の皆さんとしっかり議論、検討をしていきたいと思います。