総務委員会傍聴 : 補正予算・旧東部工事事務所・本庁舎課題検討委員会
今日から、区議会で各委員会の審議が始まりました。
以前は、会派の議員が一人はどこかの委員会に所属していたのですが、選挙後、会派の人数が減ってしまったために、民主党会派の委員がいない委員会があります。
個人的な勉強のためにも、自分が所属する委員会以外の委員会も傍聴していきたいと考えています。
本日は、総務委員会です。
今回の震災を受け6 月補正予算は震災対策として1 0 4, 0 6 8 ,000円が計上されることになり、それについての議論が行われました。
その中には、情報通信手段の確保やガソリンなどの備蓄物資の拡充、新たな電源施設の配備、住宅耐震診断費用の助成などが盛り込まれています。
足立区としても、広域避難場所の見直しや避難所の増、備蓄物品充実の対応、庁舎防災機能の点検(転倒防止、電源確保、エレベーター対策)、災害対応職員用備蓄の確保、被災地支援の応援体制など中長期的に、国や東京都と連携し取り組む震災対策が急務となってきます。
その他、委員会での報告事項でとして「公有財産活用構想(平成23年度版)」及び「公有財産活用基準」の策定についての報告があり、その中で、綾瀬2丁目にある「旧東部工事事務所」が計画から外されました。
綾瀬にある「旧東部工事事務所」は平成23年5月から、建物の区分所有割合に応じて、学校法人 三幸学園へ定期借地権により貸し付けをすることになりました。
以前にも、ホームページ上でご報告させていただいておりますが、社会人教育、大学、通信制高校、学童保育、認証保育などを開設予定としています。
また、現在、足立区本庁舎課題検討委員会が立ち上がり、進められています。
ユニバーサルデザインに関しては、これまでも部分的な取り組みだけでなく、「本庁舎などをまるまるユニバーサルデザイン」に配慮されたものにするようの議会でも何度も提案してきました。
今回、本庁舎のサイン表示を「ユニバーサルデザイン」に配慮したものにしていくとの報告がされました。
これまでも、区役所や区民事務所などの施設で、カラーユニバーサルデザインに配慮した更新がされてきたことは、このホームページでも何度かご紹介させていただいてきました。
今後も、足立区の象徴的な施設である区役所本庁舎がカラーだけでなく広くユニバーサルデザインに配慮した施設として、他の施設でユニバーサルデザイン化を進める際の基準や参考になる施設となるよう、私からも議会などでより積極的に具体的な提案をしてきたいと思います。