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災害・オウム対策調査特別委員会 原発事故に伴う放射線対策について

 今日は災害・オウム対策調査特別委員会が行われました。
 原発事故に伴う放射線対策についての報告です。


 6月27日より、保育園・幼稚園・小中学校・児童館等294箇所で空間放射線量の測定がされました。
 7月21日からは公園施設496箇所測定を実施し、延べ35日間で計790箇所の空間放射線量の測定をしたそうです。

 このうち、区の指標値である毎時0.25マイクロシーベルト以上の14施設については、専門業者による再測定を実施して、継続的に下回らない場合には施設の使用制限や表層土の交換などを区としてできる限りの対応を実施するとのことでした。

 砂場の検査では、7月4日から保育園・幼稚園・小中学校・児童館・公園の砂場の検査が行われ、
  保育園96箇所中、指標値を上回った施設 6箇所
  幼稚園69箇所中、指標値を上回った施設 6箇所
  小中学校107箇所中、指標値を上回った施設 17箇所
  児童館 2箇所
  公園  319箇所中、指標値を上回った施設 6箇所

など、計593箇所中、指標値を上回った施設が35箇所あり、指標値を上回った箇所については、8月10日から随時、砂の入れ替えを実施しています。

 なお、公園の砂場で指標値を上回った6箇所のうち、2箇所については砂場の廃止及び廃止後に別地に新設する方法で対応をするそうです。


 私からは、基準値を上回った表層土など砂を取り除いた処分方法について質問をいたしました。
 担当者の話では、平成23年5月に発表された原子力開発機構を根拠とする内容で、放射線については99.9パーセント遮へいできるとの話でした。

ま た、計測される放射線量が安定している現在、同じ場所で毎日計り続けるよりも、同じ場所で毎日のように繰り返し測定するのではなく、区内で放射線量の高いホットスポットを確認する作業を行うべきではとの提案もいたしました。


 今回の委員会では、他にも様々な視点から質問はさせて頂きました。
 疑問点が残る部分については、9月に始まる第3回定例会の代表質問や、その他の機会も含め、質問・提案をしていきたいと思います。