社会福祉法人はなさく福祉会 10周年記念の集い
今日は竹の塚で「社会福祉法人はなさく福祉会 10周年記念の集い」が開催され、私も民主党会派を代表して、挨拶をさせて頂きました。
10年前とくらべると障がい者の皆様を取り巻く環境は大きく変わってきたと思います。
2007年には、人権の尊重や差別の禁止、多様性の受容などが盛り込まれた障害者権利条約を日本も批准しましたが、たとえば雇用の場などでの差別は、なくなっておりません。
民主党政権となり、2010年には、障害者自立支援法が改正され、発達障害も支援の対象に含まれたほか、応益負担から応能負担への変更も行われました。
障がい者政策は、自立と福祉のバランスが、非常に重要だと考えています。
自立という名の福祉の切捨てではなく、本当の意味で障がいをお持ちの皆様が社会の一員として自立した生活が送れるよう、皆様の一番近くにいる区議会議員として、区政の立場からも取り組んで参りたいと思っています。
また、同時に当事者の皆様のご意見をしっかりと反映させた障がい者福祉に関する包括的な法律の制定も、党を通じて国に働きかけていきたいと思います。
障がい者の皆様の自立を支援し、社会とのつながりの場を提供する共同作業所など運営されてきた皆様のご尽力に、改めて敬意を表します。
しかし、あえていうならば、共同作業所のような場がなくても障がいをお持ちの皆さんも当たり前のように社会に溶け込んで生活が出来る、そんな社会を目指して、私も区議会議員の立場からもがんばって参りたいと思います。