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新宿区「多文化共生の街づくり」

 今日は新宿区多文化共生プラザで新宿区における多文化共生の街づくりの研究会に参加をしてきました。


 新宿区の外国人登録人口は約35000人で、区民の約11%が外国人です。
 特に新宿区大久保地区では、9人に1人が外国人で(35805人)、20代では、4人に1人が外国人とのことです。

 この空間に、アジア系を中心にフランス、米国など110か国以上の外国人が暮らすそうです(特に韓国や中国の方が多いとのことです)。


 新大久保がそのような地域になったのは、新宿に隣接し、安い木造アパートが多いいも要因との分析もありました。

 区内にはいくつかの外国人集住地域があり、その代表的なエリアが大久保で、外国人の就学生や留学生、労働者が1990年代から集住していらっしゃるそうです。

 住民間のトラブルや入居差別が当初はあったようですが、自治体の積極的な多文化共生の街づくりを推進していく中で、現在では、外国籍住民との問題点も少なくなってきているようです。


 自治体の方からのご説明と法政大学講師の稲葉先生からもご説明を頂きました。
 また、韓流ショップが急増している大久保の職安通りや旧・多国籍ストリートなどを歩いて実地調査も行いました。


 足立区にもたくさんの多国籍の方々が住んでいらっしゃいます。
 多文化共生の取り組みは、行政だけでなく、地域の皆様のご理解とご協力がなければ決して進みません。


 私も、さまざまな自治体の取り組み状況などを研究しながら、足立区においても、ともに文化を理解し認め合う多文化共生社会の実現に向けて、さらにステップアップした施策が展開されるよう、地域の皆様、区の担当課と引き続き協議をしていきたいと思います。
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街中にある案内板
日本語・ハングル・中国語・英語表記になっています。


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外国人も対象とした不動産。


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多国籍の方に配慮した診療所。