総務委員会 傍聴:「足立区公共建築物」・主要駅の「情報スタンド」の設置
今日は午前・午後と委員会がありました。
どちらの委員会も私の所属委員会ではありませんが、他の委員会でもどのようなことが課題となり議論されているかを知るために、出来る限り傍聴をするようにしています。
午前は、総務委員会が開かれました。
まず、「足立区公共建築物の保全の基本的考え方(案)」についてのご説明がありました。
区が管理する公共建築物を適正に保全することにより、区民に対して快適な施設を提供し、良質な資産として次世代に引き継ぎ、次世代の負担を軽減できるよう、保全に関する基本的な考え方を定めたそうです。
この考え方をもとに、今後は公共建築物の適正な管理と計画的な保全を推進していくとの説明でした。
現在、区が保有する公共建築物は、平成19年度時点で644施設、平成29年には、そのうちの約70%が築30年以上経過した建築物になります。(平成23年時点における公共建築物の平均築年数は約26年。)
このため、次に示す要因などにより、公共建築物の財政負担が大きくなると考えられています。
・老朽化による大規模改修・改築の増加
・少子高齢・人口減少社会の進展に伴う利用形態の変化
・法的、社会的要求への新たな対応(耐震化、省エネルギー化、ユニバーサルデザイン化など)
公共施設においては、施設の現状を的確に捉え、需要動向や建物性能の優劣、施設の共同利用や集約・転用・売却の可能性など考慮しながらも限られた予算の中で住民サービス提供の拠点となる施設の適正管理を目指していく必要があります。
その取り組みを通じて、施設の再配置と保全の在り方を密接に連携させながら、計画を立てて進めていきたいとのお話でした。
私もこれまで使われなくなった区の施設の有効活用などを、保育園や図書館などに有効活用できないかなど、提案してきています。
今後も、より効果的、効率的な保全業務の執行が構築されるよう、期待をしたいと思います。
その他には、区内主要駅の「情報スタンド」の設置及び活用状況についてご報告がありました。
今回、区内各駅(日暮里・舎人ライナー沿線を除く)に設置している広報スタンド(広報あだちなどが置いてあるラックです)について、9月下旬から形態などを見直し、区の情報を効果的に発信する「情報スタンド」としてリニューアルを図ったそうです。
区のPRとなるパンフレット(グルメマップ・観光ガイドマップ・千住スタイル・職員採用案内・父親ハンドブック等)を最上段の常設コーナーに配架したとのことです。
父親ハンドブックが区内主要駅の「情報スタンド」の中に入っていることに、少し驚きました。
是非とも、通勤途中でこの冊子を片手にしながら、自覚をしてもらい、子育てに積極的に参加するお父さんが増えてもらいたいと思います。