第15回 足立区景観審議会
今日は午前から第15回足立区景観審議会が開かれました。
会議では、東六月町地区景観ガイドライン(追加編)についてのご報告がありました。
東六月町地区については、以前から議会等でも、ユニバーサルデザインに配慮した街づくりを進める提案をしています。
この東六月町地区は環状7号線の北側、日光街道の東側に位置しており、昭和29年より株式会社ニッポン放送が送信所等を開設した土地です。
その土地を今回、中央グリーン開発株式会社が取得し、一戸建て建売分譲住宅を建設する土地(面積面積3.2ha)となりました。
今後、100m2前後の敷地に木造2階建て214戸の建築が予定をされています。
計画では、緑の保全活動を通じて入居者のコミュニケーションをはぐくむ街の景観を導入するとの報告です。
各宅地に1本以上のシンボルツリーを配置し、各一戸建ての家に緑化スペースに配置できる花台やフラワーボックスや緑化フェンスなど積極的に取り入れ、シンボルツリーを中心とした、緑が周辺地域と一体となるような保全活動を通じたコミュニティーを目指します。
そのような継続した緑から、序も区の手入れや草花の話しで人と人とのコミュニケーションが自然と生まれるのは、すてきなことです。
都市化が進む中、コンクリートで囲まれた塀が並ぶ中で、向こう3軒両隣のコミュニティーがないという世の中になってきましたが、このようなコンセプトで街づくりを進めていくことも必要なことだと思います。
心に豊かさとゆとりが持てるロケーションを作り出す、この東六月町の土地開発には、大いに期待をしています。