災害・オウム対策調査特別委員会 : 江東区視察
今日は、災害・オウム対策調査特別委員会終了後に、委員全員で江東区の視察に行ってきました。
江東区役所では、担当部署より江東区の防災体制の取り組みについてのお話をお聞きすることが出来ました。
江東区は大型の高層マンションも多くありますが、約8割の区民がマンションに住んでいるそうです。
そのような区内の状況も含めて、江東区では、200年に1回の大雨が氾濫した場合などを想定した津波以外の水害にも対策をしています。
昨年の9月には、津波などの水害時における一時避難施設として企業4社と合同の協定締結を行ったそうです。
各企業の協力内容は、
・一時避難施設としての施設提供
・近隣住民に対する避難誘導
などとなっています。
協力期間は、原則として各企業の勤務時間内に発災したときに限るとのことでした。
(大規模な水害発生時はその施設周辺の水害が収束するまで、津波の場合には、東京湾内湾に大津波警報が発表された時から、警報の解除等により津波の恐れがなくなった時まで)
また、避難行動を開始する時期は、津波の場合には、東京湾内湾に大津波警報(津波の高さ3m以上)が発表された時になるそうです。
足立区でも、大地震に備え、各自治体の取り組み状況を参考にしながら、コンビニや区内の各事業所・高層マンションなどとも協定を結び、災害時に備えた対策を強化が必要だと考えています。
足立区の防災体制を考えていくに当たり、今日の視察の内容も参考にしていきたいと思います。
最後になりましたが、本日は、江東区役所の皆様には、ご丁寧にご説明を頂きまして、ありがとうございました。