今日は日ごろからお世話になっている葛飾区の中村けいこ区議会議員と一緒に東村山市の久米川駅に行ってきました。
　目的は、自転車の放置禁止を促す路面ステッカーの視察です。


　東村山市は放置自転車の一掃をめざして、心理作戦の一つとして路面に小学生の子ども達の絵を貼ったそうです。
　駅の半径400メートル圏内の8か所に3300台の自転車が駐輪できる駐輪場があったにも関わらず、かつては放置自転車が駅周辺にあふれていたのことです。

　このステッカーを貼った他に街頭指導員の強化、フラワーポットの撤去、駐輪場パンフレットの配布により違法駐輪は激減したそうです。
　ステッカーのみだけでは、やはり違法駐輪を一掃するのは難しいとの話を指導員の方からお聞きしましたが、多角的な呼びかけが功を奏しているようでした。


　実は足立区でも、同じような路面ステッカーを導入する予定です。
　東京武道館で国体を行うため、自転車の違法駐輪対策として、近隣の小中学校に協力をしてもらい、綾瀬の商店街の一角に取り付ける予定となっています。

　この取り組みを行うことで子ども達が描いた路面シートの上に自転車等が置かれない効果を期待したいものです。

　また、この取り組みは、区民の皆さんの自転車利用者に対するマナー意識の向上や自転車を放置しにくい雰囲気作りを推進するものですが、街全体の取り組みとした啓発活動と同時に、子ども達に対して、違法駐輪をしないモラルを育てる学校教育も必要だと感じました。

　本日の東久留米市の視察を、足立区に導入する際の参考にさせていただきたいと思います。


　今日はお忙しい中、ご丁寧に対応をしてくださいました東久留米市のご担当者の皆様に心から感謝いたします。
　また、市役所にお話をしていただきました「おくたに浩一」東村山市議会議員にも御礼申し上げます。
　本当にありがとうございました。