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代表質問の内容②:「事業の選択と集中」について

前回に引き続き、今回は「事業の選択と集中」について行った代表質問をご紹介します。

 

区の限られた財源の中で、特定の事業分野に資源を集中させて、効率的に事業の向上を図ることは大変重要なことです。

無駄をなくし、必要な事業に経費や人材を投入する「選択と集中」の考え方のもと、現在の区の人口構造にあわせた事業の効果や効率に充分配慮した施策を進めることは必須事項です。

私は以前から、足立区の将来を担う「子どもたちへの施策」に予算を重点配分すべきと訴えてきました。今回、区長答弁でも同意見であることを再認識しました。

今後も区長、そして執行機関の皆様の取り組みに期待をし、注視していきます。

 

*****以下、議事録の抜粋(要旨)*****

 

<長谷川たかこ>

次に、区長の所信の中にありました「事業の選択と集中」についてお伺いします。

区長は所信の中で、「事業の必要性、有効性などを再検証し、事業の選択と集中、整理・統合により、事業の再編を行うことが急務」とおっしゃっています。

私も、この考え方には全面的に賛成ですし、個人的には、特に足立区の将来を担う「子どもたちへの施策」に予算を重点配分すべきだと考えています。

 

【問】

そこで、今後、選択と集中により、事業の再編を行うに当たり、区長はどのような基準で、どのような分野に重点化すべきと考えておられるのかお伺いします。

 

(答弁)
【区長】

長谷川たかこ議員の代表質問のうち、今後の事業の選択と集中に関する考え方についてご答弁を申し上げます。

生きる支援としての自殺者対策、老朽危険家屋やゴミ屋敷の対策、高齢者の見守り対策など、人口構造や社会環境の変化に伴い、行政が新たに担うべき課題が生じております。こうした新しい行政需要に的確に対応していく財源を捻出するためには、これまで当然役所の仕事と抱え込んできたものの中に、民間でも担える仕事はないか徹底的な吟味が必要になると考えております。これまで足立区が実施してきた、例えば、学校給食や用務などの民間委託は、ご提案の際は大変厳しいご意見もあったと伺っておりますが、今では多くの自治体で取り入れられております。行政として今後、担い続けるべき業務分野はどこなのか、外部化することでサービスが向上する分野はどこか、既成の概念にとらわれず、徹底的に精査を行ってまいります。

次にどの分野に重点を置くかとのご質問でございますが、私も子供が将来、仕事を持って生き抜いていける力を身に着けるための教育、一層の高齢化が進む中での安心の対策、命を守り被害を最小限に食い止める災害対策の三つが基本と考えております。しかし、重要な点は、この三つの施策の進め方です。前例踏襲に流されず、現在の区の人口構造、事業の効果や効率に充分配慮した展開で臨んで参りたいと考えます。

他のご質問につきましては、参与から答弁させていただきます。