平成24年 第4回足立区議会定例会 閉会
平成24年度の第4回足立区議会定例会が終了しました。
今回の定例会は国政選挙と重なったため、各会派の代表質問も質問時間が短時間に制限されました。
今回、定例会の冒頭の近藤区長の挨拶では、「孤立ゼロプロジェクト」について発言がありました。
平成23年度から「縁をつなぎ 明日への絆を結ぶ」として、地域の力推進部を立ち上げ、希薄化する地域コミュニティの強化が始まっています。
平成24年度からは「明日のために 時代の変化に挑む」として、自殺対策や防犯対策の強化、ゴミ屋敷の解消に踏み出し、一定の成果を上げています。これまで対処療法とした孤独死やセルフネグレクト、心の健康問題、高齢者や子供への虐待など、現代社会が抱える深刻な課題の根底に共通して横たわる「社会的孤立」に、正面から対峙し問題の抜本的な解決を行うこととなりました。
今後、定義が定まらない「社会的孤立」や「孤独死」について、区がしっかりと定義を定め、目標を掲げて対策を推進していきます。
みんなで支え合って暮らすことは一昔前までは当たり前のようでしたが、核家族が増えた現代社会は、当たり前ではなくなりつつあります。家族の中の世代のつながりや地域の大人や年の離れた子供たちとのつながりなど、子供からお年寄りまで地域の皆で支えあっていく温かな街を足立区から共に築いていきたいと思います。
来年は、平成25年度第1回足立区議会定例会で私は代表質問に立ちます。
お時間がございましたら、是非、議会での傍聴やケーブルテレビをご覧いただきたいと思います。
これからも区長をはじめ、区の職員の皆さまと一緒に協力しながら、足立区で暮らすすべての人にとって住みやすい街になるように、前へ前へと一歩ずつ取り組みを進めていきたいと思います。